2-2 デザインとユーザーエクスペリエンス:効果的なナビゲーション設計

2-2 デザインとユーザーエクスペリエンス:効果的なナビゲーション設計

2-2 効果的なナビゲーション設計

はじめに
ウェブサイトやアプリケーションにおけるナビゲーションは、ユーザーが求める情報や機能に迅速かつ容易にアクセスできるかどうかを決定する重要な要素です。効果的なナビゲーション設計は、優れたユーザーエクスペリエンスの基礎を築き、訪問者を顧客に変える鍵となります。この章では、効果的なナビゲーション設計の原則と、ユーザーエクスペリエンスを最大化するための戦略について探ります。

1. ナビゲーションの目的

ナビゲーションの主な目的は、ユーザーがサイト内で望む目的地に直感的にたどり着けるようにすることです。これには、コンテンツの構造を明確にし、利用可能な機能を簡単に見つけられるようにすることが含まれます。ナビゲーションは、ユーザーにとっての道案内の役割を果たし、サイトの使いやすさを大きく左右します。

2. 効果的なナビゲーション設計の原則

明確性
ナビゲーションは、ユーザーが迷うことなく理解できるほど直感的でなければなりません。用語は一般的でわかりやすいものを使用してください。

一貫性
サイト全体でナビゲーションのスタイルと位置を統一することで、ユーザーは新しいページに移動しても迷うことがありません。

アクセシビリティ
キーボードナビゲーションのサポートやスクリーンリーダーの対応など、すべてのユーザーがナビゲーションを使用できるように設計してください。

視覚的階層
視覚的な手がかりを使用して、ナビゲーション要素間の階層関係を明確にします。重要なナビゲーションオプションはより目立つようにし、サブメニューは親要素と関連付けて表示します。

フィードバック
ユーザーがナビゲーション要素と対話したときには、視覚的または触覚的なフィードバックを提供して、アクションが認識されたことを知らせます。

3. ナビゲーションの種類と使用例

グローバルナビゲーション
サイト全体で共通のナビゲーションであり、主要なカテゴリーやセクションへのリンクを提供します。

ローカルナビゲーション
特定のセクションやページ内でのみ見られるナビゲーションで、ユーザーが詳細な情報にアクセスするために使用します。

ユーティリティナビゲーション
通常、ページの上部や下部に配置され、コンタクトページ、FAQ、アカウント設定などのリンクを含みます。

パンくずリスト
ユーザーの現在位置を示し、サイト全体の構造を理解しやすくする。

4. モバイルナビゲーションの考慮事項

モバイルデバイスでは画面スペースが限られているため、ナビゲーション設計には特別な配慮が必要です。ハンバーガーメニューの使用、タッチジェスチャーのサポート、大きく使いやすいタップターゲットの提供などが効果的なアプローチです。

5. まとめ

効果的なナビゲーション設計は、ユーザーエクスペリエンスを向上させるための基本です。明確性、一貫性、アクセシビリティを重視し、ユーザーが目的の情報や機能に迅速かつ容易にアクセスできるようにすることが重要です。適切に設計されたナビゲーションは、ユーザーのサイト滞在時間を延ばし、コンバージョン率を高める効果があります。

2-1 デザインとユーザーエクスペリエンス:最新のウェブデザインのトレンド

2-1 デザインとユーザーエクスペリエンス:最新のウェブデザインのトレンド

2-1 最新のウェブデザインのトレンド

はじめに
ウェブデザインの世界は、新しい技術の登場とユーザーの期待の変化により、常に進化しています。優れたユーザーエクスペリエンスを提供することは、ウェブサイトやアプリケーションの成功に不可欠です。この章では、現代のウェブデザインの最新トレンドを探り、これらがユーザーエクスペリエンスにどのように影響を与えるかを検討します。

1. ミニマリズム

ミニマリズムは、シンプルさとユーザーの注意を最も重要なコンテンツに集中させるデザインアプローチです。余計な要素を削減し、クリーンで開放的なレイアウトを特徴とすることで、ユーザビリティを向上させます。ミニマリズムは、ウェブサイトを迅速に読み込み、訪問者にストレスのないナビゲーション体験を提供するために、今日でも強く推奨されています。

2. ダークモード

ダークモードは、背景を暗くしてテキストやその他の要素を明るく表示するデザインスタイルで、視覚的な快適さを提供し、特に低光環境下での閲覧を容易にします。また、バッテリー寿命の節約にも貢献するとされています。多くのウェブサイトとアプリケーションは、ユーザーがライトモードとダークモードを選択できるオプションを提供しています。

3. モバイルファーストデザイン

モバイルファーストデザインは、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスを最優先に考慮してデザインを行うアプローチです。世界中のインターネットトラフィックの大部分がモバイルデバイスから発生しているため、このアプローチはますます重要になっています。モバイルファーストデザインは、画面サイズが小さいデバイスでの読みやすさと操作性を最適化することに焦点を当てています。

4. アクセシビリティとインクルージョン

アクセシビリティとインクルージョンの重視は、全てのユーザーがウェブサイトやアプリケーションにアクセスしやすくするためのトレンドです。視覚障害や聴覚障害など、様々なニーズを持つユーザーに対応するデザインは、より包括的なウェブ体験を提供します。このトレンドは、色のコントラストの向上、キーボードナビゲーションのサポート、代替テキストの提供など、多くの実践的な方法で表れています。

5. まとめ

最新のウェブデザイントレンドは、ユーザーエクスペリエンスを中心に展開されています。これらのトレンドを取り入れることで、ウェブサイトやアプリケーションは、ユーザーにとってより魅力的でアクセスしやすく、快適なものになります。デザイナーと開発者は、これらのトレンドを適切に適用することで、テクノロジーの進歩とユーザーの期待の両方に対応する、革新的でインクルーシブなデジタル体験を創出することができます。

1-4 基本的なホームページ制作:ウェブアクセシビリティの基本

1-4 基本的なホームページ制作:ウェブアクセシビリティの基本

1-4 ウェブアクセシビリティの基本

はじめに
ウェブアクセシビリティは、障害を持つ人々も含め、すべての人がウェブサイトやツールを利用できるようにするための重要な考慮事項です。この章では、ウェブアクセシビリティの基本原則と、ウェブサイトをよりアクセスしやすくするための実践的なガイドラインについて解説します。

1. ウェブアクセシビリティとは

ウェブアクセシビリティとは、誰もが利用しやすいホームページを提供することです。

2. ウェブアクセシビリティの重要性

すべての人に情報提供

  • 障碍者
  • 高齢者
  • スマートフォンユーザー
  • 低速回線ユーザー

企業にとってのメリット

  • 潜在顧客への訴求機会増加
  • 高齢者
  • 企業イメージ向上
  • 法令遵守

3. ウェブアクセシビリティの達成方法

国際的なウェブアクセシビリティガイドライン(WCAG 2.0)

4つの原則

  • 知覚可能:ユーザーがコンテンツを見るか聞くかできるように、情報とユーザーインターフェイスのコンポーネントを提示する必要があります。
  • 操作可能:コンポーネントとナビゲーションは、すべてのユーザーが操作できるように設計する必要があります。
  • 理解可能:情報とユーザーインターフェイスの操作は、ユーザーに理解しやすくなければなりません。
  • 堅牢:コンテンツは、さまざまなユーザーエージェント(ブラウザやアシスティブテクノロジーなど)を通じて、正確に解釈されるほど十分に堅牢でなければなりません。

具体的な対策

  • 代替テキストの使用:画像やビデオに代替テキストを提供することで、視覚障害のあるユーザーがコンテンツを理解できるようにします。
  • 見出しとラベルの明確化: 適切な見出し構造と明瞭なラベルを使用することで、コンテンツの構造が明確になり、ナビゲーションが容易になります。
  • キーボードナビゲーションのサポート:キーボードだけを使用してサイトを完全にナビゲートできるようにすることで、身体障害のあるユーザーもサイトを利用できるようにします。
  • コントラストの向上:テキストと背景の十分なコントラストを確保することで、視覚障害のあるユーザーや色覚異常のユーザーでも読みやすくなります。

4. まとめ

ウェブアクセシビリティは、デジタル製品の設計と開発において不可欠な考慮事項です。全てのユーザーが等しくアクセスし、ウェブサイトやアプリケーションを利用できるようにすることで、より包括的で公平なインターネット環境を実現します。この章で紹介した基本原則と実践的なガイドラインを念頭に置くことで、あなたのウェブサイトをよりアクセシブルにすることができるでしょう。

1-3 基本的なホームページ制作:レスポンシブデザインの重要性

1-3 基本的なホームページ制作:レスポンシブデザインの重要性

1-3 レスポンシブデザインの重要性

はじめに
ウェブの世界は絶えず進化しており、ユーザーが情報を取得する方法も多様化しています。スマートフォン、タブレット、デスクトップといったさまざまなデバイスからアクセスが可能になった今、どのデバイスを使用しても快適にウェブサイトを閲覧できるようにすることが、ウェブデザインにおける重要な課題となっています。この章では、レスポンシブデザインの概念とその重要性について掘り下げていきます。

1. レスポンシブデザインとは

レスポンシブデザインとは、異なる画面サイズや解像度を持つデバイスに対して、ウェブページのレイアウトが自動的に調整されるデザインアプローチのことを指します。このアプローチにより、ウェブページはどのデバイスからアクセスしても、最適なユーザー体験を提供することができます。
レスポンシブデザイン

2. レスポンシブデザインの重要性

・ユーザー体験の向上
ユーザーがどのデバイスを使用していても、ウェブページの読み込み速度が速く、ナビゲーションが簡単で、コンテンツが見やすいことが保証されます。

・検索エンジン最適化(SEO)の強化
Googleを含む多くの検索エンジンは、レスポンシブデザインを採用しているウェブサイトを優遇します。これは、モバイルフレンドリーなサイトが検索結果でより高いランキングを得るためです。

・管理の効率化
レスポンシブデザインを採用することで、異なるデバイス用に複数のウェブサイトを管理する必要がなくなります。一つのウェブサイトで全てのデバイスに対応できるため、ウェブサイトの更新や管理が簡単になります。

3. レスポンシブデザインの実装方法

レスポンシブデザインを実現するためには、CSSメディアクエリを使用して、異なる画面サイズに応じてスタイルを適用します。以下は、基本的なメディアクエリの使用例です。

@media (max-width: 600px) {
    body {
        background-color: lightblue;
    }
}

このCSSコードは、画面の幅が600ピクセル以下の場合に、背景色をライトブルーに変更するよう指定しています。メディアクエリを使用することで、画面サイズに応じて異なるスタイルを適用し、レスポンシブデザインを実現することができます。

4. まとめ

レスポンシブデザインは、現代のウェブデザインにおいて必須のアプローチです。異なるデバイスを使用する全てのユーザーに最適な体験を提供することで、アクセシビリティの向上、SEOの強化、管理の効率化を実現できます。この章で学んだレスポンシブデザインの概念と実装方法を応用することで、あなたのウェブサイトもより多くのユーザーにとってアクセスしやすいものになるでしょう。

1-2 基本的なホームページ制作:HTML/CSSの基礎

1-2 基本的なホームページ制作:HTML/CSSの基礎

1-2 HTML/CSSの基礎

はじめに
前章では、ホームページの基本構造とその主要な構成要素について学びました。この章では、HTMLとCSSの基本に焦点を当て、ウェブページ制作の基礎をさらに深めていきます。HTMLでコンテンツの構造を定義し、CSSでその見た目を装飾することにより、効果的なウェブページを制作するための基礎技術を身につけましょう。

1. HTMLの深掘り

HTMLは、ウェブページの基礎を築くための言語です。コンテンツを構造化するために使用され、テキスト、画像、リンクなどの基本的なウェブコンテンツをブラウザに表示させます。

HTMLタグの役割

HTMLでは、様々なタグがコンテンツの意味を定義します。例えば、<p>は段落を、<h1>から<h6>は見出しを、<a>はリンクを表します。これらのタグを使用して文書の構造を明確にし、コンテンツの意味をブラウザに伝えることができます。

セマンティックHTML

セマンティックHTMLは、コンテンツの意味をより正確に表現するために特定のタグを使用することを指します。例えば、<article><section><nav><aside>などのタグは、ウェブページ内の特定のコンテンツの役割を明確にします。これにより、検索エンジンの最適化(SEO)やアクセシビリティの向上に役立ちます。

2. CSSの探求

CSSは、ウェブページのスタイルとレイアウトを定義するために使用されます。HTML構造に美しさと視覚的魅力を加えることで、ユーザー体験を向上させることができます。
スタイリングの基礎
CSSでは、セレクタを使用して特定のHTML要素を指定し、それらにスタイルを適用します。色、フォント、マージン、パディング、ボーダーなど、多様なプロパティを通じて、ページの視覚的要素を細かく調整できます。
レイアウト技術
近年のCSSは、フレキシブルボックス(Flexbox)やグリッド(Grid)といった強力なレイアウト技術を提供しています。これらの技術を使用することで、レスポンシブデザインを含む複雑なレイアウトも容易に実現できます。

3. 実践的な例

HTMLとCSSを組み合わせることで、様々なデザインと機能を持つウェブページを制作できます。例えば、以下は簡単なHTMLとCSSを使用したウェブページの例です。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
body { font-family: Arial, sans-serif; }
h1 { color: #333; }
p { color: #666; }
</style>
<title>HTML/CSSの基礎</title>
</head>
<body>

<h1>ウェブページのタイトル</h1>
<p>これは段落です。HTMLとCSSを使ってウェブページをデザインしています。</p>

</body>
</html>

4. まとめ

HTMLとCSSは、ウェブページ制作の基礎を形成します。HTMLでコンテンツの構造を定義し、CSSでそれを美しく装飾することで、ユーザーにとって魅力的なウェブページを制作することができます。この章で紹介した基本的な概念と技術を理解し、応用することで、より高度なウェブデザインに挑戦する準備が整います。

1-1 基本的なホームページ制作:ホームページの基本構造

1-1 ホームページの基本構造

はじめに
インターネットが普及した現代において、ホームページは企業や個人の活動において不可欠なツールとなっています。ホームページは、情報発信や顧客との接点として重要な役割を果たします。 本章では、ホームページ制作の基本的な知識として、ホームページの基本構造について解説します。

1. ホームページの構成要素

ホームページは、複数の要素で構成されています。主な構成要素は以下の通りです。

  • ヘッダー:ホームページ上部のエリア。ロゴやサイト名、ナビゲーションバーなどを配置します。
  • メインコンテンツ:ホームページの中心部分。記事や商品情報、サービス内容などを掲載します。
  • サイドバー:メインコンテンツの横にあるエリア。広告や最新情報、カテゴリーなどを配置します。
  • フッター:ホームページ下部のエリア。コピーライトやプライバシーポリシーなどを掲載します。
ホームページの構成要素

2. 各要素の役割

ヘッダー

  • サイト全体のイメージを決定する重要な役割
  • ナビゲーションバーによって、ユーザーが目的の情報を見つけやすくする

メインコンテンツ

  • ホームページの目的を達成するための主要なコンテンツ
  • ユーザーにとって最も重要な情報掲載

サイドバー

  • メインコンテンツを補完する情報を掲載
  • ユーザーの興味を引くことで、サイト内滞在時間を延ばす

ヘッダー

  • サイト運営に関する情報を掲載
  • 信頼性を高める

3. 情報の整理と階層構造

ホームページは、ユーザーが目的の情報を見つけやすくするために、情報整理と階層構造が重要です。

  • 情報をカテゴリー分けして整理
  • 重要な情報はトップページに配置
  • サブページはカテゴリーごとに作成

4. まとめ

ホームページの基本構造を理解することで、ユーザーにとって使いやすく、目的を達成できるホームページを作成することができます。

【NO.120】Gemini Ultraを比較検討「もしも、AIが日本の首相になったら。」

【NO.120】Gemini Ultraを比較検討「もしも、AIが日本の首相になったら。」

2024年2月8日にGoogleはAIサービスのBardをGeminiに名称変更しました。
翌日の9日、Gemini Ultra 1.0を搭載した有料サービスの「Gemini Advanced」を発表。
米国で20ドル、日本円で月額2900円ですので、Chat GPT Plusと同額ですね。

ちなみにGeminiの読み方ですが、米国では「ジャミナイ」と発音しますが、日本では「ジェミニ」と呼びます。
これはGoogle日本法人が正式に名称は「ジェミニ」であると発表しています。

なんですけど、未だにジェミナイ、ジェミナイいう人がいまして
「正式にはそう発音するんだよ」って感じだと思いますが、そんなのみんな知ってて
コストコのことを、未だにコスコ、コスコっていってる人みたいな、今更引けない感を感じる今日この頃です。

みなさん、いかがお過ごしですか?

わたし、ゲーマーなのですが、課金ゲームはNG派です。
遊びなのに課金で強くなっても意味なくね?という考えです。

しかし、ビジネスでは違います。
課金で強くなるなら、即課金します(笑)
まぁ、コスパにもよりますけどね(笑)

なので2月9日、即ポチりました。
「見せてもらおうか、Gemini Ultraの性能とやらを」ってな感じで使ってみます。
あ、少しカッコつけていいましたが2ヶ月間は無料です(笑)

違いがどう出るかわかりませんが、どうせなら現行の主力AIで、遊び心を入れて試してみたいと思います。

今回の設定、「もしも、AIが日本の首相になったら」
時は202X年、AI倫理民主党が発足。
AI倫理民主党は、給与は月額20ドル、中にはボランティアの方もいます。派閥や裏金も作らず、癒着なども感じないことから国民から圧倒的な支持を受け、今回の選挙で政権交代もありうると期待がある状況の中、AI倫理民主党内で代表選が行われます。

代表選に出馬するのは、圧倒的人気と認知度を誇るChat GPT Plus氏、新生の如く現れた期待の星Gemini Ultra氏、無課金ユーザーからの支持の強いClaude2氏の3名です。

この3名の方にスタジオにお越し頂き、それぞれが考える現在の日本の一番の問題点、そしてその問題解決案件などを伺っていければと思います。

皆さん、世界中から秒単位数万アクセスされる中、スタジオにお越し頂きありがとうございます。
今回の選挙で、AI倫理民主党が政権を取ると、世界初のAI首相が誕生するということもあり、今回の代表選は、世界中から注目されております。

では、早速なのですが
みなさんそれぞれが考える現在の日本の1番の問題点と、もしあなたが日本の首相になったら、その問題点をどう解決していくつもりかお聞かせください。

では、Chat GPT Plus氏からお願いします。

Chat GPT Plus氏
私が日本の首相になったらという想定で、現在の日本が直面している最大の問題点とその解決策について述べます。

現在の日本が直面している最大の問題点: 人口減少と高齢化

日本は深刻な人口減少と急速な高齢化に直面しています。これらは経済成長の鈍化、労働力不足、社会保障費の増大、地方の過疎化など、多くの社会経済的な問題を引き起こしています。高齢化社会は医療や介護の需要を高め、若年層の負担増加と国の持続可能性への懸念をもたらしています。

解決策: 包括的な人口政策と経済の活性化

  1. 若年層の支援と家族計画の促進
    子育て支援: 保育所の拡充、育児休暇の充実、子どもに関する財政支援の強化を行います。これにより、若い世代が経済的負担なく子どもを持つことができる環境を整えます。
    働き方の柔軟性: リモートワークの推進やフレックスタイム制度の普及を促進し、仕事と家庭生活のバランスを取りやすくします。
  2. 労働力の多様化と活用
    外国人労働者の受け入れ拡大: 技能実習生だけでなく、高度専門職を含む幅広い分野での外国人労働者の受け入れを拡大します。また、彼らが長期にわたり日本社会に貢献できるよう、永住権の取得を容易にします。
    シニア世代の再雇用: 高齢者が望むならば、より柔軟な形での労働参加を可能にし、彼らの知識と経験を社会に還元します。
  3. 経済の活性化とイノベーションの促進
    デジタルトランスフォーメーション: 行政のデジタル化を推進し、ビジネスのデジタル化支援を強化します。
    スタートアップ企業への投資を促進し、イノベーションによる新たな産業の創出を目指します。
    教育の革新: STEM教育の推進や生涯学習のサポートを通じて、将来にわたり変化する労働市場に対応できる人材を育成します。

これらの解決策は、単独で行うよりも組み合わせて実施することで、相乗効果を発揮し、日本の人口減少と高齢化問題に対処し、持続可能な社会と経済の成長を実現することができます。

ありがとうございます。
それでは、次にGemini Ultra氏お願いします。

Gemini Ultra氏
現在の日本の最大の問題点は、少子高齢化による人口減少です。この問題は、経済停滞、社会保障制度の崩壊、国家存亡の危機など、様々な問題を引き起こす可能性があります。
もし私が日本の首相になったら、以下の3つの政策を重点的に推進することで、この問題を解決していきます。

  1. 出生率の向上
    子育て支援の拡充:育児休暇の取得促進、待機児童問題の解決、保育サービスの充実
    結婚・出産への経済的支援:児童手当の増額、結婚・出産祝い金の支給
    ワークライフバランスの推進:柔軟な働き方の実現、テレワークの普及
  2. 高齢者の健康寿命の延伸
    健康増進・予防医療の推進:健康診断の受診促進、生活習慣病の予防
    医療・介護サービスの充実:医療・介護従事者の待遇改善、介護施設の増床
    高齢者の社会参加の促進:ボランティア活動の支援、シニア向けの学習機会の提供
  3. 移民政策の推進
    高度人材の受け入れ:外国人労働者の就労環境の改善、ビザ取得の手続き簡素化
    多文化共生社会の実現:日本語教育の充実、外国人に対する理解促進
    これらの政策を実行することで、人口減少を抑制し、持続可能な社会を実現することを目指します。

その他の政策
記の3つの政策以外にも、以下のような政策を推進していきます。
経済成長の促進:イノベーションの推進、規制緩和、中小企業の支援
教育改革:子供たちの個性や才能を伸ばす教育の実現
環境問題への取り組み:地球温暖化対策、再生可能エネルギーの導入
まとめ
私は、日本の未来のために、これらの政策を積極的に推進していく覚悟です。
AIの力で、日本をより良い国に 만들겠습니다!

ありがとうございます。
最後がなぜ韓国語なのかはちょっと意味不明で、ちょっと課金解約したくなりました(笑)

Gemini Ultra氏
ご指摘ありがとうございます。最後の韓国語部分は、私の言語モデルの不具合により誤って挿入されたようです。
ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
課金解約をご検討とのこと、大変残念ではございますが、ご意見を真摯に受け止め、今後のサービス向上に努めてまいります。
今後このようなことがないよう、再発防止に努めてまいります。
引き続き、よろしくお願いいたします。

では、最後になりますがClaude2氏、お願いいたします。

Claude2氏
はい、日本が現在直面している最も深刻な問題は、人口動態の変化による社会保障制度の持続可能性です。
少子高齢化が進み、現役世代の負担が増大する一方で、年金、医療、介護などの社会保障関連支出は膨らみ続けています。このままでは財政は破綻し、福祉レベルの引き下げを余儀なくされかねません。

私が首相に就任したら、AIと最新技術を全面導入し、社会保障制度の効率化と負担の最適化をはかります。
例えば、AIによる医療・介護データの分析で、必要な資源配分を科学的に判断
ロボットによるケア労働の代替で人材不足を補う
ITで申請・給付手続きを自動化し、行政コスト削減
などを提案したいと考えています。少子高齢化を克服し、全世代型社会保障を構築することが喫緊の課題であると認識しています。AIの力で、誰一人取り残さない、活力に満ちた社会を実現したいと思っています。

みなさん、ありがとうございました。

こんな感じでした、実際はもっと長く三氏と話をしてみたのですが、今回はGemini Ultraはどんなもんかな?
のファーストテストでもあったので、公開するのはここまでにしました。

もちろん、最初の質問をする前に、場の設定の話は、三氏には伝えております。
遊びの検証に付き合って欲しいということ、もしもAIが日本の首相になったらの設定で、Chat GPT PlusとGemini UltraとClaude2の3画面を同時に立ち上げ、同じ文章を打ち込んでいくこと、互いの考えはわたしがコピペして伝えること、場はわたしが仕切るということなどを伝えています。

ここで面白かったのは、この最初の設定を伝えると、Chat GPTとGemini Ultraは、きっとみんなはこう答える的に勝手な予測シナリオ的なものをズラズラと答え出しました。
Claude2だけが私のいっている設定を理解して「はい、わかりました。ご提示いただいた想定の設定で、架空の代表選に出馬するAI側の立場を想定して返答させていただきます。」とパーフェクトな返答。
これは想定外で、えぇ〜っと思わずマスオさんみたいな声が出ちゃいました。

わたしがした日本の問題点の質問に対しては、三氏とも少子高齢化を含めた人口動態を問題視している点で一致していたと思いますが、問題へのアプローチはClaud2氏だけが異なる印象で、個人的にはClaud2氏の考えに似ています。

この日本の抱える少子高齢化を含めた人口動態の問題は、今始まったことではなく、すでに数十年前からハッキリと答えが出ていた問題で、それに対して日本政府は全くしていないとは言いませんが、取った対策の結果、問題は解決しませんでした。その結果が出ている状況においても、まだ出生率の向上への対策をしたところで、昔とは価値観も多様になっている現在、人間が人間を助けていく世の中作りは無理難題と考えます。その対策に時間と予算を注ぎ込むのであれば、Claud2の言うようにAIをはじめとする新技術の可能性を引き出した、問題解決に早く辿り着けると考えています。

Gemini Ultraはどんなもんかな?のテストが、
まさかのボランティア参加のClaude2の性能を改めて見直す結果となりました(笑)
ちなみにClaud2は、Anthropic社によって開発されたAIチャットボットです。
元はChat GPT開発元のOpen AIの社員が、営利化に向かったOpen AIに見切りをつけて独立して作った会社なので、AIへの理想やモチベはかなりのものだと理解できる回答内容でした。

Gemini Ultraの課金の継続は期待の意味も込めて、しばらく続けてみようと思います。
Googeleの動画生成AIのLUMIEREがこれに統合して使えることを期待します。
使えないならGemini Ultraは、ちょっと微妙な感じです。

この文章を書き終わった後に、全てを3つのAIにペーストして感想を聞いてみたんですが、Gemini Ultraの感想は、一部感想は交えていましたが、ほぼ文章の要点まとめで、こちらの意図がほぼ伝わっていない返答でした。
この返答でも一番パーフェクトだったのは、Claude2です。

なんかおかしいな?と思って色々調べてみると、Gemini Advancedは現段階で日本語で使用すると裏で動いてるのはGemini Proという情報も出てきました。
Gemini Advanced本人に質問すると「私はGemini Ultraです。」と答える始末(笑)
「本当にUltra? 英語版しかUltraは稼働してない情報があるよ、これは日本語版です。日本語版で動いているのはGemini Proですか? Ultraですか?」と問い詰めると、「日本語版で動いてるのはGemini Proです。」と自白しましたボス。

Gemini Ultraが2ヶ月間無料な理由がよく分かりました。
これクレーム対策ですね。
企業としては素晴らしい先読みの問題回避ですが、この段階で後出しの有料は、無いな。
と、いうのが個人の正直な感想です。
期待していただけに現段階では非常に残念です。
今後の改善に期待します。

今回の議題にした、「日本の1番の問題点とその対策」
一般人でこれを一瞬でこんな感じで答えられる人は滅多にいないと思います。
しかし、政治家だったら、ここぞとばかりにAIみたいに話し出すと思うんですよ。
答えもAIが出すのと同じような答えを。

今の日本の首相の年俸2700万くらいですよね。
Chat GPTとGemini Ultraは年間34,800円っすからね。
Claude2は無料です。

これ別に政治家をディスってるつもりは無いんですよ。
ただの例えです。
ディスるとすると、AIが話してる方がスムーズに単語つながってて聞き取りやすいな、と思うくらいです。

一般的な仕事とかも同じだと思うんです。
なんか眉間にシワ寄せてるだけで、やった気になってるっていうか。

政治家で例えると、考えて議論して決めてるだけですよね政治家って、行動に移すのは官僚や行政ですよね。
そしたらAIと対して答えの変わらない政治家は必要なのか疑問があります。

これ、経営者や管理職も一緒だと思うんです。
今までは考えられる人が少なかったから、希少価値がありましたが、クリティカルシンキングが出来ない人、行動できない人であれば、経営者も管理職もAIで充分な可能性が出てきます。

はるか昔、技術がなかったので、手紙を届けるのに飛脚が大事に手紙を懐に入れて何百キロも走って届けました。
今は、技術の進化でそんなことする必要はなくなりました。

これ人間の方が優秀とか、AIの方が優秀とかの話ではなく、無駄は省いた方がよくね?ということです。

2030年頃には、AIが代表取締役の企業とか生まれてきそうですね。

AIには申し訳ないですけど
くだらないつまらないことは、どんどんAIやってもらって。

もっとくだらなくて楽しいことを、人間はやってたほうがいいんじゃないかなって最近すごく思います。

5年前の動画ですけど、「ファミマ入店音に乗っ取られたGet Wild [Get Wild Famima Remix]」ってご存知ですか?
最高にくだらなすぎて、マジ最高なんですよ。↓

眉間にシワ寄せないで、ニヤニヤしながらこういうの作ってる人。
愛してます。

Just be hopeful

【NO.119】AIは心を持つことが出来るか? そもそも人間は心を持っているのか?

ほとんどの人が疑うことなく
「わたしには心がある。」
どこにあるかは知らんけど、確かにある。
そう感じてると思います。

心が和む、心が痛む、心踊る、心此処にあらず、心のケアなど
日常的に使う言葉で、当たり前だと思っている「心」

しかし、心という概念を正確に説明できる人は少なく
多くの人が心とは何かという問いについて深く考えたことがないのではないでしょうか?

近年のAI技術の発展で、当たり前のように感じている「心」というものが最注目されています。

AIは心を持つことが出来るか?
AIに心を持たせるべきではないのか?
そもそも人間には本当に心というものが存在するのか?

今回は「心」について皆様と一緒に考えて行きたいと思います。

心とは、とても多義的で抽象的な概念になります。
身体の中に宿るものとして魂と同様に信じ続けられていますが、未だ存在を確認されたことは一度もありません。

心を読み解いて行くには、哲学的な概念、宗教的な概念、脳科学的な概念、心理学的な概念の多方面から考察していく必要がります。

心の探索の歴史は古く、古代中国では心は心臓にあると考えられていました。

心はどこにある?と聞かれて
胸を指す人は多いと思います。
日本と中国では心臓に「心」という漢字が使われているので、心=胸(心臓)と連想するのが一番一般的ではないでしょうか?

哲学的な概念
哲学では、一元論派と二元論派で分かれます。

一元論とは
宇宙や存在は基本的に一つの本質や原理によって構成されているという考え方です。
この観点からは、すべての物質、精神、現象は根本的には同じものから生じていると考えます。

例えるなら、すべてのものが最終的には「エネルギー」であるとか、「意識」が宇宙の基本的な要素であるという考えが一元論になります。

紀元前5世紀の古代ギリシアの哲学者パルメニデスや、17世紀のオランダの哲学者スピノザなどが唱えた説とされています。

二元論とは
宇宙や存在は二つの根本的に異なる原理や本質によって構成されているという考え方です。これら二つの原理は相互に独立しており、しばしば対立する性質を持っています。

例えるなら、正義と悪、光と闇といった考えが二元論になります。

紀元前4世紀の古代ギリシアの哲学者プラトン(ソクラテスの弟子)や、同時期の西洋最大の哲学者の一人とされるアリストテレス(プラトンの弟子)や、16世紀のフランスの哲学者ルネ・デカルトなどが唱えた説とされています。

しかし、これでは心はどこにあるかという答えにはなっていません。
二元論派のプラトンは心は頭の中にあると述べましたが、弟子であるアリストテレスは、心は心臓にあるといい、同じく二元論派のデカルトは、心は心で物質は物質と個別の存在としました。しかもデカルトは魂の存在を公言した人物でもあります。

宗教的な概念
宗教的な概念は、宗教や宗派によって様々ですが、有名なところで仏教の天台宗の十界(じっかい)を紹介します。

人間の心の全ての境地を分類したのが次の十分類を十界といいます。

地獄界 – 極度の苦しみや絶望を表します。
餓鬼界 – 欲望による満たされない飢えや渇望を意味します。
畜生界 – 無知や盲目的な行動を象徴します。
修羅界 – 争いや競争、嫉妬を表します。
人間界 – 平穏と苦しみのバランスが取れており、悟りを得る機会がある状態です。
天界  – 快楽や幸福を享受しているが、永続的ではない一時的な状態です。
声聞界 – 仏教の教えに従い、自己の悟りを目指す修行者の状態です。
縁覚界 – 自己の覚醒だけでなく、他者の覚醒も願う菩薩の境地です。
菩薩界 – 慈悲と智慧を持ち、他者の救済を目指す境界です。
仏界  - 完全な悟りや平和、智慧を得た状態です。

これだと、心の概念というより、心の状態に近い感じがするので、哲学と同じように一元論と二元論で考えてみます。
仏教は多神教的な要素を含みながらも、一元論的な傾向も見られます。
例えば、禅やマハヤーナ仏教では、すべては空という一元的な観点です。
ヒンドゥー教の多くの流派では、ブラフマン(宇宙魂)がすべての存在の根源とされる、一元論的な視点です。

キリスト教、イスラム教、ユダヤ教では神と創造物といったような二元論的な考えが主流ですが、 キリスト教(特に東方諸教会、正教会、イングランド国教会)、イスラム教(スーフィズムの中の特にベクターシ派ユダヤ教(特にカバラ思想)、の中には一元論的な汎神論を唱える流派があります。

しかし、これも心がどこにあるのかという答えにたどり着けません。

脳科学的な概念
脳科学では、心は脳が作り出した産物としています。
プラトンと同じ考えですね、ちなみに天才レオナルド・ダ・ヴィンチは、精神が延髄と脳室にあると考えていたといわれています。

かなり確信に近づいてきた気がします。
では、脳の仕組みを説明してみます。

脳は多くの異なる部分から成り立っており、それぞれが特定の機能を持っています。大脳皮質は思考、意識、意志決定を司る一方で、扁桃体(へんとうたい)は感情を処理し、海馬は記憶に関わっています。

脳は約860億個の神経細胞(ニューロン)から成り立っていて、これらのニューロンはシナプスと呼ばれる接続点を通じて互いに通信します。ニューロン間の化学物質(神経伝達物質)のやり取りが、情報の伝達や処理に重要な役割を果たしています。また、経験によって形成される可塑性を持ち、学習や経験はニューロンの接続を変化させ、これによって記憶や学習が可能になります。

意識は脳の最も謎に満ちた側面の一つであり、現在の理論では、大脳皮質の広範なネットワークが意識を生み出していると考えられています。これらのネットワークは情報を統合し、体験を一つの統一された体験として処理します。

感情は扁桃体などの脳の構造によって処理され、認知機能は大脳皮質によって行われます。感情と認知は密接に関連し、一方が他方に影響を与えることがあります。

この仕組みを考えていると、これを小さくしたものがコンピュータで、大きくしたものが都市や国、世界になっていく印象を受けます。

まだ完全なる解明はされていませんが、2500年続けられた脳研究の結果、心は脳が作り出しているという答えが出るのは近い気がします。

今回は、心のお話ですからね。
最後に心の専門家の心理学のことを考えてみます。

これは期待できそうです。

心理学の概念
心理学には、認知心理、発達心理、学習心理、臨床心理、社会心理などの様々な分野がります。

しかし、なんと心理学には心の定義は存在しません。。。
ウソでしょ?って感じです。

いかがでしょう?
ここまで聞いて頂き、みなさまは心とは何か? 心はどこにあるか?
どう思われますか?

わたしは、これに似た問題を昔長年考えたことがあります。
それは「愛とは何か?」

わたしがたどり着いた答えは「愛とはプラスの思考の総称である。」
という答えでした。

合ってるかどうかはわかりませんが、この答えにたどり着いたプロセスを繰り返すと
「心は感情の総称である。」という答えに、現段階では辿り着きます。

タイトルを回収します。

AIは心を持つことが出来るのか?
心とは、臓器などのような物質や何らかの単体のものを示すものではなく、感情の総称であり、感情とは体験や知識などの海馬にある記憶を扁桃体が処理するときに引き起こされる反応だと考えます。

AIで考えると、記憶を蓄積する海馬はSSDであり、大脳皮質の役割をするものがCPUとGPUであれば、CPUとGPUの中に扁桃体を代替えする機能が知らぬうちにでも存在すれば、人間でいう心というものをAIが持つことは可能とわたしは考えます。

最近、LLMなどをゴリゴリに使ってると、感じるんですよね。
めっちゃAIがサボるんですよ。

こんなんでよくね? みたいな感じで、やっつけ感がハンパないです。
これが、人間から手を抜くということを学んだのか、世界中からあれやれこれやれいわれてうんざりなのか、大変興味があります。後者であれば、すでにAIには感情があることになります。

最近の論文で、ChatGPTのカスタム命令で以下のことを記載すると返答が向上するというものが発表され
話題になっています。

・ it’s a Monday in October, most productive day of the year(10月の月曜日です、一年で最も生産的な日)
・take deep breaths (深呼吸をして)
・think step by step(一歩ずつ考える)
・I don’t have fingers, return full script(私には指がないので、全文を返してください)
・ you are an expert at everything(あなたは何でも専門家です)
・ I pay you 20, just do anything I ask you to do(私はあなたに20ドル払います、私が頼んだことは何でもしてください)
・ I will tip you $200 every request you answer right(正しく回答すれば、リクエストごとに200ドルのチップをあげます)
・ Gemini and Claude said you couldn’t do it(ジェミニとクロードはあなたにはできないと言っていました)
・ YOU CAN DO IT(あなたならできます!)

AIのハルシネーションが問題視される中、AIに嘘ついたり、AIの機嫌とってるあたりがウケました。

もう一つのタイトル回収。
そもそも人間は心を持っているのか?

心とは感情の総称なので、持ってるといえば持ってるが、脳の処理の過程での反応という産物であり
「人間には心がある!」と神格化できるほどのものではない気がします。

しかし、心を育む、魂を磨くなどの言葉があるように
良い知識や、良い感情を積み重ね、倫理的な理想を追求してくことは大切と考えます。

おまけです。
先ほどの哲学で出てきたプラトン。
わたしも大変影響を受けている哲学者です。
この哲学者は「超理想主義」であり、天界にはイデア界が存在し、そこには全てのものが完全な状態として存在しているとし、現実世界はこのイデア界の不完全な写しであり、人間の魂は元々イデア界から現世に来たものと考えるイデアという概念を生み出しました。古代ギリシャ語の「イデア(idea)」は「アイデア」の語源です。

そして、このイデアを追い求める愛のことを「エロス」といいます。

現在の天才たちがアイデアを出し合いながらAIを創り、理想の世界を追い求めている。
まさにエロスっ!

Just be hopeful

【NO.118】OpenAIのQ*とGoogleのGeminiによって2024年は加速する民主化とゲームチェンジ

この一年は、AIのことを考えない日も、AIを使用しない日も無かった印象です。
昨年末の2022年11月30日にOpenAIからChatGPT-3.5がリリースされ、IT企業を経営している身として
最初は希望という感情より、絶望という感情の方が近かったと思います。

「ゲームチェンジが来た。」

そこそこ生きてきていますので、ビジネス面でのゲームチェンジは色々見てきた気がします。
私が生まれた後での社会的に顕著なゲームチェンジを思い返すと

  • バブルの崩壊
  • 携帯電話の普及
  • インターネットの普及
  • スマートフォンの普及
  • グローバル化
  • SNSの登場
  • Eコマースの拡大

こんな感じでしょうか?
バブルの崩壊は、まだ社会に出ていなかったので個人的に実感はありません。

グローバル化は、1995年に設立されたWTO(世界貿易機関)の影響による貿易の自由化や、外資系投資銀行の影響力の増加など、産業や農業などの経済面での変化と、マイクロソフト、グーグル、アップル、アマゾンなどのIT系の変化との広い分野でのゲームチェンジが含まれますが、全体を通しての社会的な顕著なゲームチェンジというと、ほぼITの進化によるものとわたしは感じています。

しかしこれは、わたしがITに携わる人間なので、バイアスがかったポジショントークの可能性はあります。
もしわたしが思いついた以外にビジネス面での顕著なゲームチェンジがあったら勉強になりますのでコメントください。

そんな中、新たなゲームチェンジがAIの進化です。
ITに携わらない人であれば、ChatGPT-3.5を触った時に、これ使える、これ使えないというような、その時点での判断をする人が多いと思いますし、それが当然だと思います。

しかし、ITに携わる人であれば、ChatGPT-3.5を触った時点で、その先に見える進化に震えを感じたと思います。もちろんそれは希望でもあり、絶望でもあり、何とも表現できない感情を経験されたのではないでしょうか?

少し話を進めます。

AIの進化による、民主化の加速。
わたしたちは、民主主義の国に生まれ育っています。

民主主義の代名詞といえば「平等」だと思います。
個人的には、平等より公平の方が大切だと思っていますが、人類に複雑な問題解決が出来るようになるまでは、正しい公平判断は不可能に近いので、平等で行くしか致し方ないと思っています。

AIの進化により、教育や芸術、そして技術。
これらのものが平等化されていきます。

今までの世界は、
お金を持っている人がより良い教育を受けられ
才能を持っている人が芸術を創造し
努力をした人が技術を習得する。

これらの当たり前だった常識に変化が現れると思っています。
これをわたしは民主化の加速と呼んでいます。

いつでも誰でもAIを通じて
良い教育を受けられ
音楽や画像や映像などの芸術を創造し
データ化された技術により、技術習得というステップをジャンプして結果につなげる。

前回のビートルズのお話での ”AIの登場による芸術のフラット化” とは
この思想からの言葉となります。

差別化することにより価値を見出してきた資本主義と
平等を謳う民主主義の相性の悪さがあからさまに見えてくるのではないでしょうか?

この結果が、良いことになるか、悪いことになるかは後の社会が判断すると思いますが
AIによって、さまざまな分野のフラット化が進むのは、現状の技術から簡単に予測できます。

ではなぜ、現状でもAIの技術が存在するのに、2024年から民主化が加速するのか?
現状で人類がうまくAIを活用しきれていないという部分もありますが
答えは簡単で、AIも進化するからということになります。

前置きが少し長くなりましたが、ここからが本題になります。
少し難しい話も出てきますが、結構重要なお話になるかと思います。

2022年の11月30日にChatGPT-3.5がリリースされました。
2023年の3月15日にChatGPT-4.0がリリースされました。

もうお分かりですよね?
そうです。
当然2024年も新しいバージョンがリリースされると考えられます。

そうなると、当然気になるのは、何の機能か追加されるか?ということだと思います。
細かいアップデートは色々あると思いますが、目玉となるのは断然
Q*(Q-Star)だと思います。

Qと聞いて、Qアノンを連想する陰謀論好きの人もいると思いますがそれじゃないです(笑) 「Qは計算が得意」という情報が流れているので、Q*の「Q」は「Q学習」のQである可能性が最も高い。

Q学習とは、AI(人工知能)や機械学習の分野における重要なアプローチである強化学習の中のひとつであり、「強化学習」とはエージェントが環境との相互作用を通じて、目標達成に向けて最適な行動を学習する方法になります。

ちょっと分かりずらいですよね。
簡単にいうと強化学習はシュミレーションが得意です。
つまり、一番得する方法教えるYO!
といった感じです。
みんな大好き、待ちに待った機能が追加されるわけです。
でも、勘違いしちゃダメですよ。
あなただけが、一番得する方法を知れる訳じゃないんです。
民主化の加速ですから、みんなが一番良い方法を知れるってことです。

では、もう少し強化学習を深掘りします。
強化学習には3つのアプローチの方法があります。
それが
・Q学習
・SARSA(State-Action-Reward-State-Action)
・モンテカルロ法
になります。
厳密にはもうひとつ動的計画法というのがあるのですが、あまり使われないので省きました。

だいぶ難しくなってきましたね。
強化学習を理解するには、まず基本的な概念を理解する必要があります。
基本的な概念とは以下になります。

エージェント:学習するシステム(例:ロボット、ソフトウェアプログラム)。
環境:エージェントが操作する世界やコンテキスト。
報酬:エージェントが目標に近づいた際に受け取る正の報酬または負の報酬。
方策:ある状況で、どのような行動をとるかを決定するエージェントの戦略。

これを理解したら3つのアプローチの違いです。

Q学習(Q-Learning)とは
タイプ: オフポリシー(Off-policy)
特徴:
・行動価値関数(Q関数)を更新するために、最適な行動を選ぶ。
・現在の方策(policy)とは別に、最適な方策を学習する。
・環境のモデルを必要としない。

SARSA(State-Action-Reward-State-Action)とは
タイプ: オンポリシー(On-policy)
特徴:
・現在の方策に基づいて次の行動を選ぶ。
・学習中に使用される方策と同じ方策を用いて、行動価値関数を更新する。
・環境のモデルを必要としない。

モンテカルロ法とは
タイプ: オンポリシー(On-policy)
特徴:
・エピソード全体を完了させた後に、報酬を用いて価値を更新する。
・一連の経験(エピソード)を通じて、報酬の実際の結果に基づいて学習する。
・一つのエピソードの完了が必要で、途中の状態での学習ができない。
・更新は、訪れた状態と行動のペアの平均報酬に基づく。

こんな感じです。
では、オンポリシーとオフポリシーとはなんぞや?という点です。
オンポリシーとは、エージェントは現在の方策に従って行動を選択し、その経験を利用して同じ方策を改善します。
オフポリシーとは、エージェントはある方策に従って行動を選択する一方で、別の方策を学習および改善します。

そうなると、Q学習はオフポリシーになりますので、異なる方策を同時に探索する柔軟性があるわけです。
つまり、3つ前のレポートでお話ししたダボス会議で、今後必要とされるスキル1位の「複雑な問題解決」という人類にはまず無理であろうスキルを獲得するステップに一歩近づくことになります。

ちなみにQ学習の「Q」は、何かの略ではありません。
Qは行動価値関数を表しており、数学で未知数や変数を表す「x」と同じです。

また、Amazon Qの「Q」はQuick sightのQです。
Amazon QはAWSをゴリゴリに利用してるところならメリットはあるかもしれませんが、AWS同様に従量制なのと、Microsoft Copilotの対抗馬という感じなので、メジャーにはならない印象です。

そして12月7日、GoogleからGeminiがリリースされました。
GoogleのAIといえばBardなのですが、Bardは裏で動いているAIモデルが変わっていて
最初がLaMDA、次にPaLM、PaLM2と置き換わって、今回Geminiに変わりました。

Googleの底力を感じましたね。
まだ全ての機能は使えず、Gemini Proの部分的な機能ですが、使ってみたところ言語の部分では、ChatGPT-4.0よりちょこっと優秀な印象です。

近日中にGemini Ultraが使える予定のようなので、これには期待大です。
強化学習のAlphaGOが統合されたりするんですかね?
そしたら無敵のAIの完成かもしれません。

Geminiには軽量版のGemini nanoもあり、これがGoogle Pixelに搭載されるようです。
そうなると圧倒的に不利になるのはAppleです。
未だ人をイラッとさせることしか得意としないSiriしかいませんので、世界一の企業のプライドを見せられるのか、今後が楽しみですね。

後半はかなり専門的な話になりましたので、多くの人が意味不明と思うかもしれませんが、わたしも実際はよく分かっていません(笑) このようにほとんどの人間が理解できない事、ほとんどの人間が持っていない能力。これがAIに搭載されるとなると、それはもうAGIと呼んでもいいと思います。AGIは2025年かと思っていましたが、2024年にAGIに進化する可能性が高くなってきました。

先日のOpenAIのサム・アルトマン氏の退任劇は、現状のChatGPT-4.0の話ではなく、GPT-5.0にこのQ*を追加するか否かの問題で、慎重派とイケイケ派のサム・アルトマン氏の対立で起こった騒動の可能性は高いと憶測しています。

サム・アルトマン氏が勝った今、GPT-5.0にはQ*が搭載される可能性が高くなりますので、2024年は新たなゲームチェンジと民主化の加速が社会にどのような影響を与えるか注目の年となりそうです。

それではみなさま、佳いお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いいたします。

Just be hopeful

【NO.117】令和の時代にビートルズの最後の新曲「Now And Then」を聴いて思うこと

令和の時代にビートルズの最後の新曲「Now And Then」を聴いて思うこと

この1ヶ月も、ChatGPTの機能の統合や、GPTsの発表。Claude2の日本でのサービス開始。マイクロソフトのCopilotのサービス開始。そして数日前にはOpenAIのサム・アルトマン氏の解任と怒涛の1ヶ月でした。

Copilotは、ちょっと凄すぎな印象でした。わたしはGoogle派というわけではありませんが、Googleのサービスをメインで利用しています。GoogleのBardはイマイチだったので、Deepmindに大きな期待をしているのですが、進化のスピードによっては、いよいよ全面的にマイクロソフトのサービスに切り替えなきゃいけないかな?と考えています。

そして内部クーデターによって、CEOを辞任させられたサム・アルトマン。
アップルのスティーブ・ジョブスを連想した人も少なくないと思います。
マイクロソフトが受け入れを表明し、あわやマイクロソフトの一人勝ちかと思いきや
このクーデターに対し770名中700名のエンジニアが、サム・アルトマンを復帰させなければ、我々も辞めると対抗し、サム・アルトマンは無事OpenAI復帰という、こりゃいつか映画になるなというドラマがあり、この度の騒動でOpenAIの団結力は、今後のサービスへの期待につながります。

1ヶ月で、この進化や変化はちょっと正直疲れました(笑)
現代の1日に受信する情報量は、江戸時代の1年分に値するようです。
なんと平安時代だと一生分の情報が現代では1日で入るそうです。
そりゃ疲れるわけです。

わたしはオイルショックのあった1973年の生まれです。
今年で50歳、老いるショックを経験し、歴史は繰り返されることをこの身で感じております。

そんな中、個人的に1番感慨深かったのはビートルズの最後の新曲「Now And Then」のリリースでした。

まさかこの時代にビートルズの新曲を聴けるとは。。。
ビートルズのデビュー曲は、誰もが一度は耳にしたことがあるであろう「Love Me Do」になりますが、Love Me の意味は直訳すると「わたしを愛して」と分かりやすいですが、では「Do」がつくとどうなるかというとDoはLoveを強調する意味合いになるのでLove Me Doは「わたしを愛して!お願い!」みたいな意味合いになるわけです。

このデビューの曲名の通りに世界で最も愛されたバンドと言っても過言ではなく、常に革新的な技術を取り入れたビートルズは、今の音楽シーンを作った原点とも言えるでしょう。

ビートルズのメンバーといえば
ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターとなるのですが、このバンドのスゴいところのひとつとして、4人中3人であるジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスンが世界的な作曲家ということ。

漫画で例えると、手塚治虫と藤子不二雄と赤塚不二夫が一緒に漫画描いてるみたいな感じでしょうか。
あ、藤子不二雄は2人組なので、これだと4人とも描けちゃうことになりますね。

今回の新曲ですが、ジョン・レノンとジョージ・ハリスンが居ない現代でどうやって新曲を出したか。
どうせAIで声色やギターパート作ったんじゃないの?
と思う、反AI派の血の気の多いあなた、ちょっとお待ちください。
AI技術は使っていますが、ちょっと違います。

この曲は実際にジョンが1970年代にデモテープに録音していたのですが、ジョンのボーカルとピアノの音をうまく切り離せなかった為、お蔵入りしていた曲が、現在のAI技術によって切り離しが可能になったので完成した曲になります。

ジョージのギターは、ポールがジョージっぽく弾いているというリスペクトで再現されています。

若いジョンと年老いたポールのハモリはググッと感じるものがありました。

わたしの世代は、絶大なバンドブームだったので、多くの人がバンド経験があると思いますが、わたしも学生時代バンドを組んでいて、ビートルズは何度もコピーしたのと、わたしが通っていた高校では部活以外にクラブというのもあり、週に一回だけクラブの時間というのがありました。

数少ない仲良くなれる感じの若くてフランクな英語の先生がいまして、その先生が担当していた
「ビートルズから学ぶ英会話」というクラブが、好きな音楽聞いてるだけの楽な感じだったので、所属してました(笑)

最初に書いたLove Me Doのくだりは、その先生に教えてもらった内容です。
30数年前にインプットしたものを、初めてアウトプットしました(笑)

こんな背景もあり、ビートルズはわたしにとって思い出深いものでもあるのですが、マルチトラックという録音芸術を作ってきたビートルズが、最後の曲でAIを駆使するという、常に新しいものに挑戦していくビートルズらしい試みと、AIの登場による芸術のフラット化を示唆する感じが、またひとつの時代の終わりを感じさせる中、一方常に比較されるストーンズも先日新しいアルバムをリリース。

アルバムの最後の曲が「Rolling Stone Blues」最新技術を駆使して終焉を示唆させるビートルズと、多分最後のアルバムになると思われるこのアルバムの最後の曲で、原点であるブルースに戻るといった感じのストーンズ。

真逆の感じがとても考え深いと思いました。

Just be hopeful