[No.2] SNSのススメ 2

SNSのススメ 2

前回、地域密着型のビジネスにはfacebookが向いているとお話しました。

私はfacebookが日本に上陸した際には「これはどうかな?」と少し懸念している部分がありました。

facebookの成り立ちを知っていたので、twitterに比べてどうも人間のいやらしい一面の見えるSNSだと感じていました。

自慢げな内容の多い投稿、他人にいいね!としてもらえないと幸せを感じないコミュニティー。どこをとっても良い印象がありませんでした。

しかし、ネット業界の人間として好き嫌いだけで判断は出来ないので、勉強の為にも、利用してみることに…

やはり実際に利用してみると外から見えるものと、中から見える物は大きく異なります。

もちろん悪い点もありますが、予想以上に良い点が多いところでした。

しかし、多くの方が間違った使い方をしているのを見受けます。

それはSNSを情報の発信場所と勘違いしているところです。

自分の知って欲しい情報ばかりを発信しても、それが相手が欲しい情報とは限りません。
これはホームページでも同じ事ですが、同じ過ちをする方はホームページでも、SNSでも、どこに行っても同じ過ちをくり返している印象が強いです。

この様な使い方をしている人は、まず友達の人数を増やす事に力を注ぎます。
四方八方に友達申請を繰り返し、友達1,000人達成!
これで自分が情報を発信すれば1,000人の友達に情報が伝わる!

いざ、情報発信!!

あれ?いいね!が十数件…

なんだfacebookも効果が無いな…と言う決断に。

当然の結果であります。

そもそもfacebookは見ず知らずの人とつながる事を認めていないのと、1,000人の友達が出来ても、facebookにはエッジランクというものがあり、投稿した内容は交流のある人を優先に相手のタイムラインに表示されます。

つまりSNSとはコミュニティーの場であり、情報発信の場ではなく、情報伝達の場所なのです。利用方法のうまい人が結果として、情報発信が出来ているということになります。

なので、facebookで最初に大切なことは友達を増やすことでも、「いいね!」を沢山してもらえる投稿を考えることでも無く、友達の投稿に「いいね!」をすることから始まるのです。

本当に「いいね!」と思っていないのに「いいね!」は押しにくい…
そう思われる方も少なくはないと思います。

しかし、ものは考え様で不幸な内容の投稿でなければ「いいね!」を押してもらって嫌な気分になるユーザーはいません。

自分が「いいね!」をしてもらって良い氣分になるのことを優先するのではなく、友達が「いいね!」をしてもらって良い気分になれることを優先すれば、そこには必ず良いコミュニティーが生まれます。

自分を知ってもらおうと投稿するのではなく、友達を知ろうと投稿を読む。
自分に「いいね!」をしてもらう事を目的とせずに、友達に「いいね!」をすることを目的とする。

こうすることで必ず良いコミュニティーになり、いずれこれ以上無い情報伝達の場になります。

次号「SNSのススメ3」につづきます♪
企業投稿(facebookページ)の陥りやすい罠のお話をしたいと思います(笑)

[No.1] SNSのススメ

SNSのススメ

SNS利用されてますか?
SNSとはソーシャルネットワークシステムの略で、メジャーなところではfacebook、twitter、LINEなどがあります。

正確にはtwitter社はtwitterはSNSではなくミニブログであると言っておりますが、世間一般ではSNSの認識ですよね(笑)

どうもあの手の物は苦手で。。。
と、SNSに距離を置かれている方も多いですが、ビジネスの面から見るともうSNSから逃げ切ることは出来ないところまで普及してきました。

業種にもよりますが、B to Cのお仕事の場合は、これからはSNSとスマートフォンがすべてのキーを掴んでると言っても過言ではありません。

“SNSは何か怖い”
と言うイメージをお持ちの方も多いですが、実はこれ正解です(笑)

SNSは非常に怖いもので、
「とりあえずやってみよう。」
と言う軽い気持ちで手をだすのは危険です。

個人の匿名でのtwitterなどであれば、アカウント削除である程度の危険を回避することは出来ますが、ビジネスアカウントの場合は一回の過ちで大打撃をうける場合があります。

しかし怖いものだからと言って、SNSを遠ざけていると、それを上手に活用している同業に差をつけられるばかり。

それはもう交通事故を恐れて家から一歩も出ないのと同じ感じになってしまいます。

“私はマメじゃないから。。。”

なんて声も多いですが、個人のアカウントで毎日頻繁にSNSを利用してる人はマメと言うより少し寂しがり屋さんの印象ですね。

ビジネスの場合、SNSほど理解すれば簡単に情報を拡散出来るものはありません。

どちらかと言うと、マメじゃない方、少し楽したい方にSNSは適していると言えます。

いくつものSNSを利用されてる方もいますが、facebook派、twitter派、LINE派などに別れる傾向があり、派閥によりタイプが似通う傾向があります。

まずは「facebook派」
パソコン&SNS初心者が多め、犬好きが多い。実名登録が原則の為、リアルの友達のつながりがメイン。
リアルのつながりの為、警戒心が強く少しよそよそしい表面上のつながりが多い傾向があります。

「twitter派」
パソコン&SNS上級者が多め、猫好きが多い。匿名利用が多い為、ゆるく広いつながりがメイン。
匿名の為、攻撃性の高いコメントもあるが逆にfacebookより本音が見える傾向があります。

「LINE派」
パソコン&SNS初心者がかなり多め。電話帳インポート機能によるつながりが多い為、リアル友達中心。SNSとしての利用もあるが、メール代わりの利用も多い。

LINEは一気にシェアを広げましたが、メール代わりの利用も多い為、ビジネスにはあまり適していません、twitterは拡散能力が高いためネットショッピングのビジネスには向いていますが地域密着型のビジネスには向いていません。そうなると、この大手三社の中では地域密着型ビジネスにはfacebookが向いていると言えます。

次号「SNSのススメ2」につづきます♪

SNSの上手な活用法、ぜひご相談ください。
色々と紙面には書けないお話もございますので。。。(笑)