昨年末、Googleが検索エンジンでのインデックス方法をモバイルファーストインデックスに変更する予定があると発表しました。
これが年内には実施されると噂されています。
これはwebを持った企業や店舗には予想以上の大きな影響がありそうです。
このレポートでも何度も今はスマホファーストだとお話をさせて頂きました。
「スマホ」は日本独自の呼び名の為、グローバルでは「モバイル」と呼ばれます。
webは大きく分けると4つの時代に分かれます。
(ふた昔)PC用のweb
(昔)PC用のwebとモバイル用のwebを二つ作り、アクセス端末により自動的に振り分ける。
(数年前)htmlによるレスポンシブWebデザイン(PC・モバイル兼用)
(現在)CMSによるレスポンシブWebデザイン(PC・モバイル兼用)
今回発表されたモバイルファーストインデックスは「モバイル用のページを優先してインデックスします。」と言うことです。
つまり、昔のPC用のwebとモバイル用のwebを二つ作っている場合、モバイル用のwebを優先してインデックスしますと言うことになり、web用はほぼインデックスされないと言う方向性です。
なぜこのような事が始まるかと言うと、PC用はすべてのコンテンツを制作していて、モバイル用は全てではない一部のコンテンツを制作しているところが多かった関係から、検索の多くがモバイルからの今では、検索して表示されたページにアクセスしても欲しい情報が出ていない事が増えてきたからです。
その為、モバイル用のページを優先してインデックスすると言う事ですね。
もちろんインデックスされなければ検索エンジンで検索結果に出ることはありません。
昔のPC用のwebとモバイル用のwebがあるタイプでも大問題なので、ふた昔のPC用のwebのみの場合は問題外になるレベルです。。。
参りましたね、毎日お客様のwebは作っていますが、弊社のwebもふた昔前のままです(笑)
PC用のwebだけでは、ほぼインターネットからの集客は見込めないと言うことです。
弊社のwebも最新のCMSによりwebを制作中ではありますが、いつも後回し後回しで…(笑)
今後しばらく一切問題が無いと思われるのはCMSによりレスポンシブWebデザインのみで、数年前のhtmlによりレスポンシブWebデザインも多少の悪影響があると思われます。
噂では年内後半と言われていますが、そう言っても、もうスグじゃないですか。。。
2017年がついこの間始まったと思えば、もう四半期も終了です。
時代は先取りしすぎても意味がありませんが、遅れすぎると話になりません。
webから物販をしているショッピングサイトなどはwebの売り上げと言う目に見える数字で判断できるので、とにかく時代の流れに敏感で、いち早く全てに対応されているので問題無いのですが、問題はサービス業などの目に見える数字で判断できない企業や店舗さんですね。
このモバイルファーストインデックスが始まると、今まで目に見えなかった効果が消えて、大きなマイナスがあると思います。
まさに弊社もそれです(笑)
全ての広告業務に携わってきましたが、web程費用対効果の高いものはないので、プロとしてバッチリ作り込んで行こうと思います。
Just be hopeful.