「ITって何の略だか知ってますか?」
と質問すると、Internet Technology?と答える人も少なくありません。
正解はInformation Technologyです。
情報技術と言う意味になります。
ITとはアメリカ情報工学協会が定めた、ちゃんとした定義があるのですが、簡単に言うと
「様々な場面に存在する、レガシーを
コンピューターとネットワークで変えていく行為です。」
レガシーとは伝統的なやり方のことです。
定義からも日本がITに弱い理由がわかります。
日本は伝統を重んじる傾向がありますよね。
伝統を軽視するつもりはありませんが、伝統を重んじるんであれば数字を求めないことだと思います。
数字を求めるなら、伝統は重んじるべきではないと思います。
営業は脚で稼ぐ。
わかります、大切なことだと思います。
でも、数字を求めるなら脚ではAmazonに勝てません。
伝統を重んじるのも良いと思います。
数字を重んじるのも良いと思います。
両方は無理っすよね。
日本は100年以上続いてる企業が世界で最も多い国です。
世界で100年以上続いている企業は66000社ほどありますが、そのうちの40%が日本の企業です。
200年以上となると65%が日本の企業。
すごいですね、日本の伝統。
しかし、数字で言うと先日
GAFA+MS
グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン+マイクロソフトのことです。
言わずと知れた、アメリカのトップ5である、ザ・IT企業ですね。
世界で言うとトップ2からトップ6の企業です。
この5社の合計時価総額が東証一部超えをしました。
日本の東証一部企業は2170社あります。
この2170社の時価総額を全部足しても、GAFA+MSの、たった5社の時価総額に負けました。
すごいですね、IT。
伝統を重んじるのも良いと思います。
数字を重んじるのも良いと思います。
やっぱ両方は無理っす。
確かに30年前は世界のTOP50社中、33社が日本企業でした。
伝統と数字を両立が、まだギリ出来る時代だったのだと思います。
しかし、時代は常に変化します。
ことわざにある「全ての道はローマに通ず」
目的までの手段や方法は、何通りもある例えですが、ローマ帝国の全盛時代に、世界各地からの道が首都ローマに通じていたことから出来た例えですよね。
ほんと凄かったんでしょうね、その時のローマは。
しかし、時代は常に変化します。
「全ての通貨はGAFA+MSを通ず」の時代になったようです。
コロナ禍で多方面からIT化の声が上がっております。
果たして日本はどこまでIT化が進むのでしょうか?
沈みかけた船を、立て直すことが出来るのか?
個人的には、無理ゲーだと思っているので、サーフボードに飛び乗ってパドルしてます(笑)
でも、一人で助かるつもりじゃありません。
海には無数のサーフボードが浮かんでいます。
声の届く範囲で、叫び続けます。
「そこにサーフボードあるよ!」って。
「勇気出して飛び込んで、サーフボードまで泳げ!」って
人それぞれだと思いますが、私は船より乗ってる人の方が大切だと思ってます。
生まれた故郷より、心の故郷の方が大切だと思ってます。
Just be hopeful