[No.5] あなたは人の役にたってますか?

あなたは人の役にたってますか?

これは今やネット会の帝王であるGoogle閣下のお言葉です。

つまり、こう言う事のようです。

「あなたのホームページは人の役に立ってますか?」

「人の役に立ってないなら、それは世の中に必要なWebじゃありません。」

「なので徐々に検索エンジンには引っかからないようにします。」

はぁ。。。
Googleの検索エンジンを始め、gmail、Youtube、その他複数のサービスを無償で提供してるGoogle閣下にそんな事言われると、まさにgooの音も出ないと言った感じですよね。

厳密には人の役に立っていないすべてのWebを、すべて検索エンジンに引っかからないようにすると言ったことではなく、他のサイトからコンテンツをコピーしたようなアフェリエイト系のサイトを締め上げますと言ったようなご通達のようです。

しかし、この方針は今後どんどん強まって行き、アフェリエイト系以外の検索順位にも大きく影響が出てくると思います。

これは今のWebのあり方を考え直す良い機会かも知れませんね。

「ググる」と言う言葉をみなさん耳にされたことがあると思います。
「ググる」とは、Googleで調べることですが、解らない事があった時に、
だれでもググった経験があると思います。

ググって解らない事が解決するということは、
そこに必ず情報を発信してくれてる人がいるという事です。
その人も問題や疑問にぶつかったのでしょう。
そして、考えたり調べたりして結果をアウトプットする。
同じ問題や疑問にぶつかった人に役に立つようにです。

会った事も、見た事も聞いた事もない人の為にアウトプットしてるのです。
ほんとに頭が下がります。

誰もがググって助かった経験の一つや二つあると思います。
しかし、助けた経験のある人って、助かった経験のある人に比べると画然と少ないですよね。

「あなたは人の役に立ってますか?」
考えさせられる言葉です。

Googleが日本に上陸した十数年前のことを今でもハッキリ覚えています。
「Googleって知ってる? Yahooより調べたい内容が見つかりやすいよ。」
衝撃的でした。
しかし同時に大きな疑問が…
「この会社どうやってなりたってるの? どこから収益得てるの?」
1998年に自宅のガレージから始まったGoogleですが “損して得とれ” の方法で今では知らない人はいない世界の大企業です。

“情けは人の為ならず”
この教えは少し違った意味で伝承されてることが多いですよね。

「情けをかけると、その人の為にならない。」
そう覚えてる人も少なくないと思います。

この教えの本来の意味は
「情けは人の為ではなく、自分の為なんだよ。」
人に情けをかけると、巡り巡って自分に返ってくると言う事ですね。

しかし、自分に返ってくるのを見とうして、
人に情けをかけるのは結構いやらしい(笑)
そこはいやらしい計算は無い方が、かっこいいです。
さりげなさがCool(笑)

例えば、先ほどの会った事も、見た事も聞いた事もない人の為にアウトプットしてる人。
アウトプットは時間がかかります。

問題を定義して、解決の仮説を立て、それを消去法で解決していく。
それの文章や画像などを用意してインターネットにアウトプットしていくのです。

人の為にやってるこの作業ですが、これ繰り返してると本人の物の考え方や、問題の解決方法、文章力などの能力も必ずアップしますよね。

“情けは人の為ならず” なんですよね。

「愛は望む物ではなく、与えるもの」
当たり前の事が、当たり前のように出来る大人になりたいと思う、今日この頃です。

3分5秒の動画です。
心に響きます。

[No.4] スマホファースト

スマホファースト

SONYがPC事業のVAIOを売却したのも記憶に新しい状態ですが、とにかくパソコンが売れていません。

2012年には11年ぶりに出荷台数が前年割れし、Windows98の発売以来、家電業界の広告を賑わしていたパソコンも大きな歴史の節目にきたようです。

米調査会社のガートーナーは、2017年にはタブレットの出荷台数がノートPCとデスクトップPCの合計出荷を上回る予想を発表致しました。
企業にはしばらくパソコンは残ると思いますが、一般家庭からパソコンが無くなるのは、それ程時間はかからないと思います。

元々、パソコンはデスクトップPCよりノートPCの方が売れておりました。ノートPCはデスクトップPCと比べ、同価格であれば性能の落ちる物が多いですが、やはり省スペースで移動性が優れているノートPCの需要の方がありました。
そのノートPCより価格も安く、動作のスムーズなタブレットが出れば需要がそちらに流れるのは当然のことですよね。

そして、もちろんスマートフォンの出荷台数はフィーチャーフォン(ガラケー)の比ではありません。

数年前「スマホ対応」と言う言葉がありました、私たちの業界で今この言葉を言うと鼻で笑われてしまいます。

なぜなら、今の時代は完全に「スマホファースト」だからです。
つまりスマホやタブレット最優先ということです。

ホームページの閲覧者がスマホかタブレットが多数をしめる現在では、もっとも重要な対応です。

スマホ対応の時代にはPC用のWebと、スマホ用のWebの2種類を作り、アクセスした端末によって自動的に振り分ける対応をしておりましたが、タブレットの成長と共にPC、スマホ、タブレット用の3種類のWebを制作するのはコストやスピード面でも適していない為、スマホファーストの現在ではアクセスした端末によって表示方法が自動的に変動するレスポンシブデザインと言うWeb制作方法が主流になりました。

このレスポンシブデザインは一つのWebをつくるだけで3つの異なる端末に対応出来る為、コストやスピード面で大変優れていて、今後数年の主流となるのは間違いありません。

我々の業界では、このスマホファーストは今後約10年は続くと言われていますが、その先は既に始まっていて、次はウェアラブルデバイスの時代で、最先端の技術者は既にスマホには目も触れずにウェアラブルデバイスの開発にすべてを注いでいます。

一般の企業にこのウェアラブルデバイスの対応はまだまだ必要ありませんが、スマホファーストのへの取り組みは、早急な判断が必要な時期に入りました。

これは未来の話ではなく、既に存在する技術で、後は普及させるだけの段階です。

[No.3] SNSのススメ 3

SNSのススメ 3

今回はfacebookページのお話です。

個人のfacebookではなく、企業やサービス等のfacebookページの方のお話です。

さまざまなサービスや企業のfacebookが存在しますが、個人のfacebookとの大きな違いは、コミュニケーションが取りづらいと言う事ではないでしょうか。

前回のお話で、facebookは「イイね!」をしてもらうよりも、「イイね!」をすることが大切とお話させて頂きました。

facebookページはこの「イイね!」をしてもらう事が出来ますが、「イイね!」をすることが出来ないのです。(facebookページ投稿へのコメントに対する「イイね!」は除きます)

つまり、個人は友達の投稿や、企業やサービスの投稿に「イイね!」をすることが出来ますが、企業やサービスは個人や他の企業や他のサービスに「イイね!」が出来ません。(2014年3月時点)

まあ、当然と言えば当然なのですが。。。

なのでfacebookページは情報発信のみとなる訳です。
やはりここも知ってほしい内容を発信してしまいがちですが、その気持ちはぐっと堪えて、まずは知ることによって見た人が得をする情報、見た人が楽しくなる情報を発信することを心がけることが大切です。

これは個人のfacebookやtwitterなど他のSNSでも共通する方法なのですが、いきなり始めるのではなく、しばらくは見る専門に徹するというのもひとつの手です。
俗にいうロム専と言うやつです。

ロム専と言うのは、人の意見は聞くが、自分の意志は言わない人と似た状態ですので、長期間続けると嫌われる危険もあるので、あまり長期にはならないように気をつけながら、どのような発信が見ていて得と思うか、楽しいと思うか、まずはそこを知ることが大切です。

SNSを熟知していないと、この様な話を聞くと、やっぱりSNSはめんどくさいなぁと思われてしまうかもしれませんが、今後メジャーなSNSが無くなることがあってもSNSと言うもの自体がなくなることはありません。

そしてこのSNSとWebをうまく活用している企業はたくさんあり、業績を伸ばしています。

中でもA to CやB to CのビジネスではSNSとWeb無しでは不可能と言っても過言ではないほどです。

ここは焦らず、ゆっくりとSNSに慣れていってください。
必ず効果はあります!

そして今は何と言ってもスマホです。
一昔前は“スマホ対応” なんて言葉がありましたが
今は “スマホファースト” です。

次回はスマホファーストのお話をしたいと思っています。

[No.2] SNSのススメ 2

SNSのススメ 2

前回、地域密着型のビジネスにはfacebookが向いているとお話しました。

私はfacebookが日本に上陸した際には「これはどうかな?」と少し懸念している部分がありました。

facebookの成り立ちを知っていたので、twitterに比べてどうも人間のいやらしい一面の見えるSNSだと感じていました。

自慢げな内容の多い投稿、他人にいいね!としてもらえないと幸せを感じないコミュニティー。どこをとっても良い印象がありませんでした。

しかし、ネット業界の人間として好き嫌いだけで判断は出来ないので、勉強の為にも、利用してみることに…

やはり実際に利用してみると外から見えるものと、中から見える物は大きく異なります。

もちろん悪い点もありますが、予想以上に良い点が多いところでした。

しかし、多くの方が間違った使い方をしているのを見受けます。

それはSNSを情報の発信場所と勘違いしているところです。

自分の知って欲しい情報ばかりを発信しても、それが相手が欲しい情報とは限りません。
これはホームページでも同じ事ですが、同じ過ちをする方はホームページでも、SNSでも、どこに行っても同じ過ちをくり返している印象が強いです。

この様な使い方をしている人は、まず友達の人数を増やす事に力を注ぎます。
四方八方に友達申請を繰り返し、友達1,000人達成!
これで自分が情報を発信すれば1,000人の友達に情報が伝わる!

いざ、情報発信!!

あれ?いいね!が十数件…

なんだfacebookも効果が無いな…と言う決断に。

当然の結果であります。

そもそもfacebookは見ず知らずの人とつながる事を認めていないのと、1,000人の友達が出来ても、facebookにはエッジランクというものがあり、投稿した内容は交流のある人を優先に相手のタイムラインに表示されます。

つまりSNSとはコミュニティーの場であり、情報発信の場ではなく、情報伝達の場所なのです。利用方法のうまい人が結果として、情報発信が出来ているということになります。

なので、facebookで最初に大切なことは友達を増やすことでも、「いいね!」を沢山してもらえる投稿を考えることでも無く、友達の投稿に「いいね!」をすることから始まるのです。

本当に「いいね!」と思っていないのに「いいね!」は押しにくい…
そう思われる方も少なくはないと思います。

しかし、ものは考え様で不幸な内容の投稿でなければ「いいね!」を押してもらって嫌な気分になるユーザーはいません。

自分が「いいね!」をしてもらって良い氣分になるのことを優先するのではなく、友達が「いいね!」をしてもらって良い気分になれることを優先すれば、そこには必ず良いコミュニティーが生まれます。

自分を知ってもらおうと投稿するのではなく、友達を知ろうと投稿を読む。
自分に「いいね!」をしてもらう事を目的とせずに、友達に「いいね!」をすることを目的とする。

こうすることで必ず良いコミュニティーになり、いずれこれ以上無い情報伝達の場になります。

次号「SNSのススメ3」につづきます♪
企業投稿(facebookページ)の陥りやすい罠のお話をしたいと思います(笑)

[No.1] SNSのススメ

SNSのススメ

SNS利用されてますか?
SNSとはソーシャルネットワークシステムの略で、メジャーなところではfacebook、twitter、LINEなどがあります。

正確にはtwitter社はtwitterはSNSではなくミニブログであると言っておりますが、世間一般ではSNSの認識ですよね(笑)

どうもあの手の物は苦手で。。。
と、SNSに距離を置かれている方も多いですが、ビジネスの面から見るともうSNSから逃げ切ることは出来ないところまで普及してきました。

業種にもよりますが、B to Cのお仕事の場合は、これからはSNSとスマートフォンがすべてのキーを掴んでると言っても過言ではありません。

“SNSは何か怖い”
と言うイメージをお持ちの方も多いですが、実はこれ正解です(笑)

SNSは非常に怖いもので、
「とりあえずやってみよう。」
と言う軽い気持ちで手をだすのは危険です。

個人の匿名でのtwitterなどであれば、アカウント削除である程度の危険を回避することは出来ますが、ビジネスアカウントの場合は一回の過ちで大打撃をうける場合があります。

しかし怖いものだからと言って、SNSを遠ざけていると、それを上手に活用している同業に差をつけられるばかり。

それはもう交通事故を恐れて家から一歩も出ないのと同じ感じになってしまいます。

“私はマメじゃないから。。。”

なんて声も多いですが、個人のアカウントで毎日頻繁にSNSを利用してる人はマメと言うより少し寂しがり屋さんの印象ですね。

ビジネスの場合、SNSほど理解すれば簡単に情報を拡散出来るものはありません。

どちらかと言うと、マメじゃない方、少し楽したい方にSNSは適していると言えます。

いくつものSNSを利用されてる方もいますが、facebook派、twitter派、LINE派などに別れる傾向があり、派閥によりタイプが似通う傾向があります。

まずは「facebook派」
パソコン&SNS初心者が多め、犬好きが多い。実名登録が原則の為、リアルの友達のつながりがメイン。
リアルのつながりの為、警戒心が強く少しよそよそしい表面上のつながりが多い傾向があります。

「twitter派」
パソコン&SNS上級者が多め、猫好きが多い。匿名利用が多い為、ゆるく広いつながりがメイン。
匿名の為、攻撃性の高いコメントもあるが逆にfacebookより本音が見える傾向があります。

「LINE派」
パソコン&SNS初心者がかなり多め。電話帳インポート機能によるつながりが多い為、リアル友達中心。SNSとしての利用もあるが、メール代わりの利用も多い。

LINEは一気にシェアを広げましたが、メール代わりの利用も多い為、ビジネスにはあまり適していません、twitterは拡散能力が高いためネットショッピングのビジネスには向いていますが地域密着型のビジネスには向いていません。そうなると、この大手三社の中では地域密着型ビジネスにはfacebookが向いていると言えます。

次号「SNSのススメ2」につづきます♪

SNSの上手な活用法、ぜひご相談ください。
色々と紙面には書けないお話もございますので。。。(笑)