先月行われたCES2020で、トヨタ自動車が静岡県裾野市にWoven City(ウーブン・シティ)と言うロボットやAI技術を駆使したスマートシティを開発すると発表しました。
トヨタ自動車が車ではなく街をゼロから作るのです。
実は2年前のCESでもトヨタはこれからは移動サービス全般を手がけるモビリティカンパニーになると発表しておりました。
日本が世界に誇るトヨタ自動車ですら、メインであった自動車販売ではなくプラットフォームとしての戦略に切り替えているのです。
ネットやスマホが生まれてから、世界のビジネスは大きく変わりました。
ネットが生まれる前と近年では日本企業がどう変わったのかが下の表でよくわります。
世界企業の時価総額ランキングです。
約30年前、ネットがなかった時代の日本企業は強かったですね。
世界のTOP50社中、33社が日本企業でした。
しかし、そこから約30年経つと。。。。
TOP50社の中に唯一残っているのは、トヨタ自動車だけです。
しかし、今回そのトヨタ自動車ですら方向を変えています。
時代は常に変化する。
普通は常に変化する。
普段あたり前のようの行っているビジネスフロー。
一度ゼロから考え直すのもアリかも知れません。
パソコン、ネット、スマホ。
これらが無かった時代からやっているフローがあれば、そのフローの知識が無い物として、今の時代にゼロから考えると同じことをするか?
この考えは時に必要です。
変わらぬ素晴らしさもあるが、変わる素晴らしさもある。
「ITは苦手」と言う方が多くいます。
実は、ITが苦手と言うのは正しくありません。
正しくは「ITの知識が無い」です。
知識がないのは興味が無いから。
まずは興味を持つことが大切です。
中小企業で、よくあるパターンです。
ITが今の時代に必要なのは解る。
でも、興味が持てないのでITの詳しい社員を補強する。
時代の流れに理解の少ないトップの元で働くことからのストレスなのか、解らないITの功績を理解されないことからなのか、理由は分かりませんが。
結構な確率で、金銭的なトラブルを起こします。
しかもITが得意なので、うまいことやられて中々気づかない。。。
このような理由からも、経営者本人がIT関連に興味を持つことをお勧めします。
食べ物の食べず嫌いは個人の問題で済みますが、ITは会社、社員、関係するすべての人々に影響を与えます。
どうぞ、食わず嫌いをせずに食べてみてください。
結構うまいです。
Just be hopeful.