【No.50】SNSをどうやってビジネスに活用するか。

SNSをどうやってビジネスに活用するか。

今回はお客様からのリクエストで、SNSのお話になります。

三大SNSと言えばFacebook、Twitter、Instagramになりますが、
2017年のデータによると、日本国内の月間アクティブ数は以下の通りとなります。

Facebook 約2,800万人
Twitter  約4,500万人
Instagram 約2,000万人

この数字を見るとTwitterが圧倒的にメジャーに見えますが、Twitterは
複数のアカウントが1人で取れるので、実際の人数はあまりFacebookと
変わらないと思います。

日本での一般的なSNSの流れとしては
まずTwitterが流行り
次にFacebook
そしてInstagram
といった感じです。

特徴としては
TwitterとInstagramはグローバルに外に対して情報を発信するもの
Facebookはパーソナルに中に対して情報を発信するものです。

TwitterとInstagramは匿名が可能。
好きなアイコンが可能。
不特定多数の好きは人と繋がれるに対し

Facebookは実名原則。
本人の顔が認識出来るアイコンを使用すること。
実際の知人としか繋がってはいけないというルールがあります。

最近ではFacebookの個人情報流出の問題で、米国の大手企業や著名人などが
Facebook離れをしています。

日本でも少し前からFacebook離れが増えてきているように感じます。
しかし、これは個人情報流出の前からの話で、私はこの問題との関係は薄いと読んでいます。

では、なぜFacebook離れが進んでいるか?

先ほどの特徴でもご説明した通り、Facebookは実名で実際の知り合いとしか繋がってはいけない内々のコミュニケーションです。

多くの人が感じてしまったのですね。

実はリアルで繋がってる人をあまり好きではないと…
好きではない人ばかりが周りにいることを…

寂しいお話ですが、これがリアルだと思います。

また、人間の心理的部分も大きく関係していると思います。
例えば、友達が「昨日、◯◯を食べた!」と投稿したとします。
最初はいいね!うらやましい!俺も行きたい!
となります。

でも、その友達が「昨日は、××食べて、一昨日は△△食べた!」と
ずっと続くともういいね!に変わります。
うらやましいが、妬ましいに変わり。
自慢かよ!となります。

この感情の変化は、その人との距離が近いとおこりやすいです。
あったこともない著名人がTwitterで同じ投稿をしていたとしても、あまり妬ましいとか自慢かよとは思わずに、単純に「いいなぁ〜」という、うらやましい感情が続きます。

実際の知人としか繋がってはいけないFacebookだからこそ起きやすい現象ではないでしょうか。

その為、だんだんと面倒臭くなり、徐々にTwitterやInstagramに流れている傾向を感じます。

そして、各サービスのサービス誕生となるコンセプト的なものは、今の動向に大きな関係があると感じています。

まず、Twitter
4人の共同創業者で開始されたTwitterは、水面下ではベンチャー企業にありがちなドロドロなヒューマンドラマがあったらしいですが、そのお話はあまり表に出ず、ナチュラルな印象でした。

今なにしてる?をコピーとして
互いを知れば「私たちはもっと仲良くなれるはず」
と言ったようなのあるコンセプトを感じました。

「◯◯なう」という言い回しが大流行し、基本はつぶやきなので、相手にされても、相手にされなくてもいいと言ったような、ゆるい関係が利用者の伸びと継続につながっていると思います。

次にFacebook
Facebookの創業のお話は映画にもなっているので、ご覧になった方も多いかと思いますが、それはそれは映画のようなドロドロなヒューマンドラマでし(笑)
ハーバード大学の学生時代に、同級生のアイディアだったFacebookをしれっと自分の物として初めてしまったものですから、まあ大変大変。

そんな人間の怖さが、Facebookのサービスにはよく出ていると思います。

人間の心理的なものをうまく突いているので、個人情報流出などの問題はありますが、中々しぶとく残るサービスなのではと思っております。

最後にInstagram
写真の共有アプリのInstagramは、簡単にフィルターをつけて、綺麗な写真を共有出来るサービスとして始まり「インスタ映え」という流行語も生まれました。

今はInstagramの時代と思われてる人も多いと思いますが、この3大SNSの中では単純に新しく、TwitterやFacebookを乗り遅れた人や、流行り物の好きな人の指示を受けている感じは否めません。

文章の苦手な人にも、一言やハッシュタグだけで投稿できる身軽さはあると思いますが、どうもコンセプト通りにユーザーを誘導出来ていない感じがします。

美しい写真を共有するサービスなのです。

まあ、美しさの定義は難しいのですが、なんでそれInstagramで?
どちらかと言えばTwitter向きじゃないの?
という写真を最近は多く見かけます。

サービス開始当初は、それはそれは見るのが楽しみのような美しい写真が多かったのですが、最近は微妙に感じます。

IPod Tuchの発売で爆発的にメジャーになったYoutubeのような印象です。
メジャーになる前のYoutubeは、それは息を呑むような素晴らしい映像が溢れていました。
InstagramもYoutubeも今でも素晴らしいものは沢山あると思うのですが、それ以外のものが増えすぎちゃうのが残念です。

流行語に選ばれた「インスタ映え」
流行した時は、多くの人が普通に使った言葉ですが、今はちょっとディスってる時に使われてるか、ギャグで使われてる印象です。

流行が強いものは、大潮のようなもので、上げがスゴければ、下げもスゴイです。

では、SNSをどうやってビジネスに活用するか。

私は常々、SNSをつまらなくするのは、ビジネスユーザーとお話をしております。

何とか流行りに乗って、うまいこと、一儲け出来ないか。
もっとうちを知って欲しい、来て欲しい、買って欲しい。
苦労しないで、簡単に、パーっと。
そういう発想です。

「愛がない(笑)」
「欲しかない(笑)」

しかも今ならそれをお金をかけずにやろうとする。
「お金がない」が付いて来ます。

Twitterで儲けられる人は、Twitterにお金か時間をかけた人だけ。
Facebookで儲けられる人は、Facebookにお金か時間をかけた人だけ。
Instagramで儲けられる人は、Instagramにお金か時間をかけた人だけ。

先日、弊社によく宅配便を届けてくれる宅配業者の方に質問されました。

「インターネットとか詳しいですよね?
Twitterとか使って
なんか簡単に稼げる方法ないですかね?
月30万くらいでいいんですけど。」





「あるかボケ!」

と、言いたいところですが、グッと堪えて

わたし「何か、これには絶対的な自信があるってものありますか?」

宅配業者さん「いえ、ないですねぇー」

わたし「じゃあ、ないですねぇー」

なんて、ことがありました。

ビジネスでSNSを活用するためには、まず個人で楽しみながらしっかりと利用することをお勧めします。

そうすると、わかって来ます。
パターンや流れが。
ビジネスでやる場合は、硬くなりすぎないように。
ビジネスとなると、なぜか硬くなる人が多すぎます。

ちゃんとしてるように見せなくていいのです。
ちゃんとしてれば。

最近の公式の中の人はこんな感じです。

ゆるさが愛されています。
でも、ちゃんとしてます。

ちゃんとしなきゃいけないのは、表面ではありません。
中身です。

Just be hopeful.

[No.49] 2020年、小学校でプログラミングが必修化に。

2020年、小学校でプログラミングが必修化に。

イギリスではすでに2014年からプログラミングの必修化が始まっていますが
いよいよ日本も2020年から始まるようです。

IT化の発展に伴い、今後無くなる職業などの話題がたまに出ますが
プログラマーとロボットエンジニアは今後20〜30年は人材不足になると思うので
プログラミングの必修化は時代の必然の流れのように思います。

プログラミングは時代時代の旬があるので、小学校で学んだ事が
直接将来使えるとは到底思えませんが、基礎となる考え方は、色々な仕事にも応用のきく考え方なので、良いのではないでしょうか。

ただ一つ懸念するのは
プログラミングの塾が増えるんじゃないかってこと。

子供の将来を、大人の金稼ぎに利用するのはホントやめてほしいですね。

私が今拠点の一つを置いているつくば市は
数十年前、東京の過密緩和を図るとともに,高水準の研究と教育を行うための拠点を形成することを目的に国家プロジェクトとして建設されました。

日本の8割の研究者がいると言われているつくば市ですが
確かに街を歩くと頭の良さそうな人を多く見かけます。
すごくなさそうなのに、お金持ってる人も多く見かけます(笑)

そうなるとね、子供が英才教育なんですよ。
街はどこを見渡しても塾ばかり。
なんか新しい建物立った、はい塾。
おっ!ここのテナント何が入るんだろ、はい塾。

マジ異様な光景です。

子供達にこの街はどう映っているんだろう?
いつもそう思います。

子供の頃から、勉強、勉強。
中にはうまくエリート街道に乗れる人もいます。

勉強は確かに大切です。
ちゃんとやったほうが良いと思う。
しかし、それだけじゃね。

勉強しかしていないで、社会に適合出来ず
塾で子供に勉強を教えるくらいしか出来ない。
そんな状況も少なくないと思います。

高水準の教育を目標とし、後世に残した影の部分としか思えません。

塾が悪いと言ってる訳じゃありません。
ただ量がキモい。

色々なスクールもそうです。
それに人生の大半を費やしてきて、プロになれなかったからスクールやってるんですよね?
○○の素晴らしさを伝えたい。
ボランティアで教えてるならわかります。
お金もらってたらビジネスですよね?

子供に同じように人生の大半の時間を費やさせて
スクールの先生を量産していく。

自分のトラウマを継承していくようなビジネススタイルは美しくない。

昔、ラジオの子供電話相談室みたいので
小学生が野球のイチロー選手に質問していました。

「どうしたらイチロー選手のようなプロになれるのですか?」

イチローは言いました。
「普通に勉強して、普通に遊んで、普通に野球する。
 それでも他より秀でていれば可能性がある。」

これね、その子供には厳しい答えだったかもしれませんが
イチロー選手は、リスナーの大人に言ったと思うんですよね。

的確な答えだと、今でも覚えています。

Just be hopeful.

[No.48] 失敗は成功の過程である。

失敗は成功の過程である。

なぜそんなに失敗を恐れるのか?

損をしたくない。
そう思っているのか?

私が見てきた世界では、損をしたくないと思ってる人ほど損をしている。
しかも損をしていることに気づいていない。

例えば、私は一般人の数十倍のITの知識がある。
それは仕事だから?

いや、そうではない。
人の数十倍の失敗をしているからである。

本当の失敗とは、そこで諦め、投げ捨てた場合だけ。
失敗を活かし、乗り越えさえすれば、それは失敗ではなく成功の過程でしかない。

どんなに時間がかかろうと、諦めさえしなければ
それはまだ過程である。

Just be hopeful.

[No.47] Youtuberやってみました。

Youtuberやってみました。

小学生のなりたい職業にも出てくるYoutuber
最近では色々炎上したり話題に上がりますが、実際にやらずにyoutuberはどうのこうの言うのは好きではないので、実際に試してみました。

おふざけのアカウントですので、恥ずかしくてここでは公表できませんが、半年くらい前からこっそりやっています。

まずは最初に数個の動画を作ってアップしてみました。
はい、まず再生回数なんて伸びません。
チャンネル登録者もいませんしw

半年経った今でも、初期の動画は再生回数30回程度です。
やっぱり甘い世界じゃありませんw

よし、こちとらネットのプロです。
そう簡単に引き下がれません。

イチからちゃんと考え直します。
ターゲットは誰か、そのターゲットはなんの情報を欲しがっているか、効果的なタイトル、効果的な編集などなど。

ちゃんと企画をたて、下準備に数ヶ月。

これなら行けるだろ?とアップしてみました。
結果はまぁすごい、どんどん再生が伸びます。

アップした最初の1週間で300再生ほど
その後、毎週1000再生をベースに増えていきます。

アップして1ヶ月ほどで、だいたい4000再生まで行きました。
チャンネル登録社数は数人程度でも、内容によってはこの再生数が稼げるようです。

これ、ちゃんとやっていけば、お金も稼げるのわかります。

だがしかし、楽じゃないw

そんなに企画なんて、どんどん出るものじゃないし、当たるものじゃない。
その企画力と行動力があれば、なんの職業やっても、そこそこ行けると思います。

Youtuberで食べて行けるか?
という話になると、それはもう個人力の話になってしまうので、一概に言えませんが、やってみたいという方にはオススメできます。

やはり何事も経験すると、そこから色々見えてくものがあり、それを他のところに活かせます。

ただ、ハートの弱い人にはYoutuberはオススメできないかもです。
目立つと必ずアンチが出来ますw

AIの発展で数年後には無くなる職業なんて話もよく出てきますが、消えるものがあれば、増えるものもある。

オモシロイ時代だなと思います。

Just be hopeful.

[No.46] 大手の広告に学ぶ、バイラルマーケティング

大手の広告に学ぶ、バイラルマーケティング

先日、今年一番ツボったCMに出会いました。
動画はこちら↓

https://youtu.be/s5zCJAUU9w0

このCMシリーズ化で前回のも面白かったのですが、今回のは特にツボりました。
もうバカすぎますw 一生懸命バカするとほんと面白いですよね。

ものすごい勢いでSNSで拡散されております。
見事なバイラルマーケティングです。

バイラルマーケティング無しで、同じ人数の人にCMを見てもらうとなると、何十倍の広告費がかかると思います。

制作会社の思惑通りなんではないでしょうか。
ほんとお見事です。

今の時代、This is 最高の広告は、見向きもされません。

思いっきり笑わせるか、役に立つ情報を発信するか、ほぼこの二択です。
大手携帯三社のCMも全て笑いに行ってますよね。

では、これと同じことを中小企業がやろうとすると中々難しいですね。
予算的に…

そうなると必然的に選択は「役に立つ情報」になってきます。
これは予算をかけなくても、時間をかけていけば可能です。

予算も無い、時間もない。
だから致し方なくThis is 最高の広告を続ける。

気がつくと、案外な予算と時間を使っても、結果が付いてこない。
広告あるあるです。

やはり急がば回れです。

しかし時間をかければ良いてもんじゃありません。
時間かけただけなら、ただの遠回り。

よく考えて、よく調べて、時間をかければ、その時間は絶対に無駄になりません。

限られた時間。
活きた使い方をしたいものですね。

今年も残すところ後わずかとなりました。
みなさまにはいつも本当のお世話になっております。
ありがとうございます。
来年もよろしくお願い致します。
良い年をお迎えくださいませ。

Just be hopeful.

[No.45] MFIが一部のサイトで導入開始。

MFIが一部のサイトで導入開始。

先月のレポートで、googleのMFI(モバイル・ファースト・インデックス)とSSLのお話をさせて頂きました。

ほとんどのお客様が、この二つの対応をご希望くださり、現在順次作業中ですので、完了まで今しばらくお待ちください。

弊社のサイト(https://resonix.co.jp)もやっとレスポンシブウェブデザインに変更出来ました。。。

あまりにサイトの規模が大きく、常に後回しの自社サイトの為、完成に2年半かかりました(笑)

アメリカで開催されたSMX Eastカンファレンスにて、googleのゲイリー氏が、一部のサイトではMFIの導入が完了していると発表しました。

ついに始めりましたMFI

徐々に全てのサイトにMFIが導入されると思いますが、スピードの速いgoogleなので気が気じゃありません。。。

もう少し時間が欲しかった(笑)

休み返上で、ご依頼頂いているweb制作に専念致します!

今年もあっという間で、残す所わずかとなりました。
皆様もお風邪など引かれませんよう、お身体気をつけてください。

Just be hopeful.

[No.44] ついに時が来た。

ついに時が来た

PC用ブラウザの利用率60%を締め、今最も使用されているのがGoogle Chromeです。
そのChromeの新しいバージョンが10月17日リリースされました。
大きな変更点はセキュリティの強化です。

暗号化されたSSL通信では無い場合は、送信フォームの入力しようとすると
「保護されていません」と警告が出るようになりました。

このお話は当レポートNo.39でもお話させて頂いておりましたが、最も使われているChromeがこれを実装したことにより、多くのwebサイトが大打撃を受けます。

せっかくwebにアクセスしてくれて、内容を読んで、いざ問い合わせようと思ったら警告。。。。これは痛いです。

今回のセキュリティの強化は、序章に過ぎないでしょう。
いずれは送信フォームに入力しなくてもSSL通信にしておかないと警告が出るようになると思います。

Googleは常にセキュリティとアクセシビリティに力を入れています。
Googleがこうすると決めたら、そうなる。
それが今のインターネット業界です。

常時SSL通信は、いずれなるものとは思っていましたが、予想よりは早い到来です。
SSL通信の対応をお勧めいたします。

また近日始まると言われているMFI(モバイル・ファースト・インデックス)も予想をはるかに超える影響があると思われます。

モバイル(スマホ)対応されていないwebは検索エンジンでの順位を下げますといったものです。こちらも当レポートNo.37でお話させて頂きました。

このSSLとMFIの二つの対応は今後不可欠なものになるでしょう。

増え過ぎたwebが淘汰されだします。
常にピンチはチャンスなのが面白い世界です。

Just be hopeful.

[No.43] 我々は便利と引き換えに、何を失っていくのか。

我々は便利と引き換えに、何を失っていくのか

ここ10年で身の回りで便利になったものはなんですか?
この質問には、多くの人が「スマホ」と答えるでしょう。

先日、iPhoneの新OSであるiOS 11が公開されました。
細かいところが便利になっています。

出先で勝手にキャリアのWi-Fiを拾ってしまい、通信速度が遅くなる場合があります。
こんな時、今までは設定アプリでWi-FiをOFFにしていましたがコントロールセンターで
フリック&タップの2アクションで操作出来るのは便利です。

またQRコートを読み込む場合は、専用のアプリを立ち上げる必要がありましたが、
iOS 11ではカメラを立ち上げてQRコードにかざせば自動認識します。

この辺のアップデートは「最初からそうしといてよ。。。」のレベルであり
便利になったと言うよりも、元々の設計ミスが正されたレベルの話でもあります。

iOS 11の大きな特徴としては「AR」になります。
一般のARアプリ対応により、今後様々なARアプリが出回ることでしょう。

カメラをかざして採寸できる「Air Measure」と言うアプリが話題になっています。
まだまだ誤差はあるものの、ちょっと測りたい時なんかには便利だと思います。

また家具のIKEAは公開予定のアプリは、気になる家具をARで自分の部屋に設置した
イメージを見ることが出来ます。
この手のものが非常に流行るんじゃないでしょうか。

確かに色々と便利になる気はしますが、どこか無理やり不便を見つけてる気もしなくはありません。

最新技術に携わるエンジニアは必ずこう言います。

「より良い未来を。」
「より生活を豊かに。」

もうネタなんじゃないかと思うほど、皆さん同じことを言います。

確かに技術の進歩により便利になったことは多々ありますが、果たして豊かになったかと言うとそうでもない部分もあるのではと思います。

人生は等価交換。
これが原則だと思っています。

得るものがあれば、必ず失うものがある。
勉強をすれば知識は得られるが、時間は失う。
全てがハイリスク・ハイリターンや、ローリスク・ローリターンであり。
ローリスク・ハイリターンは存在しない。
ハイリスク・ローリターンのパターンは、ただ騙されてるだけだと思います(笑)

私は趣味で料理をします。
結構自信あります(笑)

炊飯ジャーは使いません、土釜で炊きます。
無洗米入れて、水入れてスイッチポン。
確かにこの方が簡単で時間もかかりません。
しかし土釜のうまさにはかなわないのです。
炊飯ジャーではうまく炊けた時の感動を味わえないのです。

電子レンジも持っていません。
以前は使っていました。
電子レンジを使ったものを食べた時に身体が喜ばないのを感じました。
実験もしました。
ヤカンでお湯を沸かして冷ました水と、電子レンジでお湯を沸かして冷ました水。
一輪ずつ花を入れると、必ず電子レンジで沸かして冷ました水の方がかなり先に枯れるのです。

人生は等価交換。
欲しいものは、失っても良いものとだけ交換してます。
ロマンとだけは交換しません。
わたし、ロマン派ですので(笑)

Just be hopeful.

[No.42] 日本人は負けを認めてからが強い。

日本人は負けを認めてからが強い

今、カタールの首都ドーハでこの文章を書いております。

オランダから初めて入る機械のプロモーションをお任せ頂き、
アムステルダムに向かう途中のトランジットです。

ドーハと言うと1993年のサッカー日本代表vsイラク代表戦のイメージしかなく、
トランジットで10時間滞在は来る前はドーハの悲劇くらいに感じておりました。

ドーハ空港?
どうなの?
時間潰せるかな?

ほんとこれ日本人の悪い癖ですね。
着いてみるととんでもないマンモス空港。
アート性も半端なく、ラウンジの高級感は羽田・成田の比ではありません。

到着ロビーの壁に着いた幅30m程のモニターに映し出された映像の
イケてることイケてること。
鳥肌ものでした。

よく中国の好景気はもう時期終わるなんて話を聞きますが、
あれ何年も何年も前から言われてます。

しかし実際行くと感じます。
あぁ~こりゃ終わらんねって。

ヨーロッパでは大人しい日本人も
アジア圏ではなぜか強者でいる印象があります。

仕事で韓国には年に4~5回行きますが、
私の専門のwebやデザインの分野だと素直に完敗です。

誇りを英語でPrideと言いますが、なんか意味が違く私は感じます。
Prideは「見栄」の印象が強く、本当の意味での「誇り」とは何か違く感じています。

プライドが傷つけられたって言葉はありますが、
誇りが傷つけられたってあまり聞きません。

誇りは大切だけど、プライドって必要ないんじゃないかとも思います。

自分を守るのがプライドで、人を守るのが誇りって言うんでしょうか…
うまく表現出来ませんが。

まぁ、何が言いたいかと言うとアジア圏で負けてるのに負けと認めない日本。

負けでいいんじゃないかと思います。
負けても勝者から学んで成長すれば。

負けてても、負けてると認めずにいるのは
どうもクールじゃないですよね。

Just be hopeful.

[No.41] 天才が溢れている。

天才が溢れている。

もう10年くらいになるでしょうか。
私はテレビを観ません。

出先でテレビがついてる時に見ることがありますが、
年間で10〜20時間も見れば多い方だと思います。
テレビは持っていますが、アンテナは繋がってません。

なぜテレビを観なくなったのか?
答えは単純で、面白くない。
欲しい情報が無い&有っても遅い。
と、言ったところです。

最近のテレビ録画はCMをカットするので、今後はどんどんテレビのコンテンツの中で不自然にスポンサーのPRが入ってきて視聴者は違和感を感じると思います。
スポンサーで全てが成り立ってるテレビなので、致し方ないことではあるのですが。

私はネットでの情報収集が主なのですが
無名の天才が溢れているので、飽きません。

最近ビックリしたのは、2chで北朝鮮のミサイル発射時刻の暗号を解いちゃった天才がいたことです。
ミサイルが着弾して数十分後に政府が発表してるのに、その無名の天才は事前に報告してました。

お風呂に入ってる時はいつもYoutubeを見ています。
最近はYoutubeで流れる広告のクオリティが高くなってきたのも広告マンとして興味深いです。

大手のCMもテレビCMに比べると数段上を行ってる印象です。
まあ、元々15秒と30秒でのCMには限界があったと思うのですが。。。

ドル箱だったテレビ広告を守る為に止めていたネットの広告も、テレビの不調でついに大手広告代理店も力を入れてきた感じです。

ちょっと楽しみな流れになってきました。

Just be hopeful.