[No.42] 日本人は負けを認めてからが強い。

日本人は負けを認めてからが強い

今、カタールの首都ドーハでこの文章を書いております。

オランダから初めて入る機械のプロモーションをお任せ頂き、
アムステルダムに向かう途中のトランジットです。

ドーハと言うと1993年のサッカー日本代表vsイラク代表戦のイメージしかなく、
トランジットで10時間滞在は来る前はドーハの悲劇くらいに感じておりました。

ドーハ空港?
どうなの?
時間潰せるかな?

ほんとこれ日本人の悪い癖ですね。
着いてみるととんでもないマンモス空港。
アート性も半端なく、ラウンジの高級感は羽田・成田の比ではありません。

到着ロビーの壁に着いた幅30m程のモニターに映し出された映像の
イケてることイケてること。
鳥肌ものでした。

よく中国の好景気はもう時期終わるなんて話を聞きますが、
あれ何年も何年も前から言われてます。

しかし実際行くと感じます。
あぁ~こりゃ終わらんねって。

ヨーロッパでは大人しい日本人も
アジア圏ではなぜか強者でいる印象があります。

仕事で韓国には年に4~5回行きますが、
私の専門のwebやデザインの分野だと素直に完敗です。

誇りを英語でPrideと言いますが、なんか意味が違く私は感じます。
Prideは「見栄」の印象が強く、本当の意味での「誇り」とは何か違く感じています。

プライドが傷つけられたって言葉はありますが、
誇りが傷つけられたってあまり聞きません。

誇りは大切だけど、プライドって必要ないんじゃないかとも思います。

自分を守るのがプライドで、人を守るのが誇りって言うんでしょうか…
うまく表現出来ませんが。

まぁ、何が言いたいかと言うとアジア圏で負けてるのに負けと認めない日本。

負けでいいんじゃないかと思います。
負けても勝者から学んで成長すれば。

負けてても、負けてると認めずにいるのは
どうもクールじゃないですよね。

Just be hopeful.