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【No.80】コンセプトの考え方

【No.80】コンセプトの考え方

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コンセプトとは、あるとなんかかっこいいという物ではなく、大切な道標になります。
無いと大抵道に迷います。

特にビジネスでは、コンセプトを考える事が多いのですが、残念なことに大抵似た業種やサービス、ブランドのコンセプトを真似することが多い。

良くてちょっとアレンジ、最悪マルパクリの場合も。。。
これで考えた、決めたつもりで進むので、物事が中々うまく進まなくなっちゃう訳です。

多くの人が勘違いしてしまっているのが、コンセプトとはやる事を決めるものだと思ってるいる事。
実はコンセプトとは、やらない事を決めるのが大切なのです。

コンセプトは、大きな道筋のようなものなので、具体的なワードではなく、抽象的なワードになることが多いです。やる事だけの抽象的な決まりを作っておくと、具体的な判断が必要な際に誤りやすくなります。
その為、やらない事を抽象的に決めておくのです。

抽象的とは、カテゴリー分けなので、やる事のカテゴリーと、やらない事のカテゴリーが決まっていれば、具体的な判断が必要な時に、どちらのカテゴリーに属するか判断できる訳です。

つまり、何かを「する」と決める事は、何かを「しない」と決める事。
何かを「得る」という事は、何かを「捨てる」という事なのです。

「捨てる」というワードを使うとマイナス的にイメージを持つ方もいるかと思いますが、そうではなくプラス的な捨て方です。

例えると「技術を得る」という事は「時間を捨てる」事になります。
しかし、この時間は得れる技術から見ると、無意味に捨てているのではなく、意味のある捨て方です。
言い換えれば「有意義に使う」といったところでしょうか。

しかし、時間は色々な使い道があります。
友人や家族との時間、趣味の時間、くつろぎの時間、使い道は様々です。
「技術を得る」ということから相対的に見ると「時間を捨てる」は有意義なものになりますが
他の時間の使い方から見ると「ただ捨てる」になる訳です。

なので、何かを「得る」という事は、何かを「捨てる」という事なのです。
逆に言えば、何かを「捨てれば」何かを「得る」訳です。

今の時代、色々迷われ、疲れてる方も多いかと思います。
ビジネスのコンセプト、自らのコンセプトを考え、少しでも迷いや疲れが軽減につながればうれしいです。

Just be hopeful

Takuya Matsumoto

[1994-2002]
ITベンチャーの幹部として、8年間で数名の企業を500名以上の企業に成長させることに貢献。95年より独学でwebデザインを学ぶ。

[2002-2023]
米国法人のwebデザイン会社のCEOを務め数々の賞を受賞。

[2023〜]
AI事業開始に伴い、つくば市を拠点として株式会社RESONIXを起業。

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