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【No.77】嫌いなものより、好きなものが多い方が良いに決まってる。

【No.77】嫌いなものより、好きなものが多い方が良いに決まってる。

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好きなものは少ないけど、嫌いなものが多い人は意外と多い。

こんな経験は無いだろうか?
欲しい車が出来たら、街中でよくその車を見かけるようになった。
新しいスニーカーを買ったら、同じものを履いてる人が目に付く。

当然だが、これは急にその車やスニーカーが街中に増えたわけではない。
興味を持ったり、購入したことにより、自分の中のその物に対する情報が増え、認識しやすくなっただけの事である。

例えば、野菜を食べようとスーパーの野菜コーナーに行ったとしよう。
真ん中にキャベツ、左右に知らない野菜が売ってあったとする。
すると多くの人は、迷いなく真ん中のキャベツを手にする。

人は無意識のうちに、知らないものに嫌悪感を覚える傾向がある。

多くの「嫌い」は因数分解すると「知らない」と言う答えが出る。
時に「嫌い」を因数分解すると「嫉妬」が出てくる場合があるが、これは因数分解仕切れてないことが誤りであり、さらに因数分解すると「知らない」にたどり着く。

つまり、多くの嫌いの原因は知らないと言うことであり、知ることにより嫌いを好きに変えることが出来る可能性がある。

生理的に受け付けないと言うケースもあるが、この多くは、全くの未知のものを本能で拒否しているのではなく、数十年の人生で培った自分の中のデータベースで、似たような状況と無意識で照らし合わせ、判断しているに過ぎず、その因となるデータベースの数が多ければ、かなりの信憑性があるが、少なければたいした判断基準にはならず、ただの無意味なトラウマになってるケースが多い。

ちなみに私はデータベース上、髪の毛の太い女性が苦手である(笑)

また、知らないものに嫌悪感を覚えるのケースとして、失敗するかもと言う防衛本能が湧く場合がある。
この場合は、とりあえずやってみようで失敗した経験がデータベースに残ってる場合が多く、
そもそも、とりあえずやってみようで成功する程、特殊な才能を持った人は殆どいない。

新しいことに挑戦する時、取り掛かる前の予習と言う努力をしなければ成功には近づけない。
とりあえずやってみようで始めたSNSで大失敗をしているケースは大抵このパターン。

成功者の話を聞くと「私は運が良かっただけです。」と答えてる人が多い。
この答えは別に良いのだが、問題はこれを聞いた人が本当に運だったと勘違いする事である。
自分が失敗したのは運がなかったと。。。

運では成功出来ない。
成功者は、取り掛かる前の予習も努力ではなく当たり前の事で、通過点で起こるトライアンドエラーの繰り返しも、努力ではなく当たり前の事と認識してるだけの事である。

そもそも、多くの人は失敗を嫌う
しかし、成功者は失敗はアップデート出来るチャンスと認識している
この違いは果てしなく大きい。

なぜこのような違いがあるかと言うと、脳の仕組みと言うか、思考と言うものを理解しているか理解していないかにある。
人間の思考は1日に60000回繰り返されると言われていて、その思考は2つに分かれます。

1つ目は、顕在(けんざい)的思考。
2つ目は、潜在的思考です。

顕在的思考は、論理や理性、判断力など自覚している思考です。
潜在的思考は、感情、感覚、欲求など無意識な思考です。

この2つの比率は、顕在的意識は3%~10% 潜在的意識は90%〜97%と言われています。

つまり、90%は過去の自分のデータベースから無意識に思考しているのです。

そうなるとデータベースの因となるデータ数がものを言います。
ビックデータであれば、ビックデータである程、正解にたどり着きやすくなるのは当然です。

小学生の時に言った「だって友達みんな持ってるもん。」
詳しく聞くと3人しか持っていない。全員じゃ無いじゃんってやつです。

「えっ?友達80億人持ってるよ。」と言われれば、
それ絶対買わなきゃいかんやつじゃんとなるわけです。

嫌いなものより、好きなものが多い方が良いに決まってる。

これは単純に、好きなものが多い方がハッピーだよね。と言うことではなく。
多くの好きを作ることは、多くの知るを増やすことであり、より確かなビックデータを構築する
唯一の近道であると言う意味です。

Just be hopeful

Takuya Matsumoto

[1994-2002]
ITベンチャーの幹部として、8年間で数名の企業を500名以上の企業に成長させることに貢献。95年より独学でwebデザインを学ぶ。

[2002-2023]
米国法人のwebデザイン会社のCEOを務め数々の賞を受賞。

[2023〜]
AI事業開始に伴い、つくば市を拠点として株式会社RESONIXを起業。

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