先日見ていた動画で、落合陽一氏が面白いことをサラッと言っていました。
”音楽の業界で起こるイノベーションは、その後に他の業界でも起こる” 的なお話でした。
なるほど。
さすが天才、考えたこともなかったです。
良い機会なので、何があったか考えてみることにしました。
まず思いつくことは
「サブスクリプションモデル」
新聞配達や牛乳配達や化粧品の定期便なんかは、古のサブスクといっても過言ではないと思うのですが
モノが届くという物理的サブスクでした。
これをモノが届かないデジタル配信型を最初に行ったのは音楽業界の気がします。
その後に、アプリケーション(SaaS)やネトフリのような動画配信に広がっていきました。
次に思いつくのは
「流通の解体」
アーティストが直接YoutubeやSoundCloudで発表し、レーベルを通さずに活動。
これも、その後に農家が消費者にECで直販、クリエイターがプラットフォームを介して直接収入に繋がっている気がします。
あと何かあったかな?
「アルゴリズム」なんかもそうかな?
昔は事務所の力だったり、マスメディアが押すことによって生まれたヒットも、アルゴリズムが個別嗜好にそって曲を進めることにより、昔のような大ヒットというより多様な小ヒットが量産される時代。
Youtube、映画配信、ECあたりがこの流れになってる気がします。
あとは「AIとクリエイティブ」かな。
生成AIによって、作曲・歌声合成。誰でもプロ品質の音源を作れるようになり、自分で作ったものを自分で楽しめる時代に。プログラミングなんかもこの流れだし、3Dプリンタなんかもこの流れでもっと加速しそうな感じです。
パッと浮かぶのはこのくらいですかね。
では、音楽業界で今後どのような変化があるか予測してみると
リアルタイム音楽生成はありそうな気がします。
ウェアブルデバイスによって、位置、気候、健康状態、心拍数、心の状態までも予測して
AIが適した音楽をリアルタイム再生。
でも、これら音楽業界じゃないですね(笑)
間違いなくAI業界です。
今月は、ゆるい内容なので、このYoutubeバージョンは作っていません。
代わりに、最新の音楽生成AIと動画生成AIを使って、ガチでMVを作ってみました。
作詞と編集はわたしが担当、それ以外はすべてAIです。
つまりたったひとりでこのレベルまでは作れる時代になりました。
リアルでこんな感じのMVを作ろうとしたら数十人、下手すれば100人近い人が関わる必要がありましたが
ソコソコのレベルであればひとりで可能な時代です。
よかったら聞いてみてください。
Just be hopeful.
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