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【NO.89】アフターコロナについて思うこと。

【NO.89】アフターコロナについて思うこと。

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オリンピックも始まり、いよいよアフターコロナと言うか、
withコロナと言うかの状態が近づいて来た感じですね。

世界に先駆け、イギリスのコロナ規制全面解除のニュースも流れ、時期早々など賛否両論ではありますが、動き始めました。

全面解除と言っても、安全になりましたと言う事ではなく、もうこれ以上経済を止められない限界に来たと言った状態に近く、全ては自己責任という形です。

ワクチン接種の進んでいる国から徐々に同じような形になって行くのではないでしょうか。

では、日本ではどうなるかと考えると、オリンピックやっちゃったからもう関係ないね的に、オリンピック後に全面解禁になる可能性と、10〜11月頃の秋に全面解禁の可能性があると思います。

なぜ秋かと言うと、日本は総選挙が控えているからです。
衆議院は2021年10月21日で任期満了です。
規定では、総選挙は任期満了の30日以内に行うと言う決まりがありますので、早くて9月末、コロナ禍としての例外として任期満了日に解散したとすると、法律上最も遅く選挙が出来る日は11月28日となるようです。

自民党総裁の任期は、9月30日なので、10月21日ギリギリまで引っ張る確率は低いかな?

選挙となると有権者の中でも、やはり高齢者へのイメージが最も重要とされる印象なので、全面解禁はオリンピック後すぐより、総選挙後の可能性の方が高いのかな?と言った印象です。

早かれ遅かれ、あと数ヶ月な感じですが
「やったー!全面解禁!」
と言った感じで、完全にコロナ前と同じ生活になるのは、危険な気もします。

旅行行ったり、会食したりの個人の行動は問題ないと思いますが、危険なのは企業の行動です。
コロナ前も、コロナ禍も全然影響なくイケイケの企業はあまり心配ないかも知れませんが、コロナで業績に影響が出た企業は、これを機会に在り方を考え変えなければ、ただコロナで痛い目見ただけです。

大切なのは、先入観を無くしたリアルな想像力
どんな企業や業種であれ、先入観をなくし、たった今からその業界が始まったとしたら、その方法をとるか?と言う考えが、最も重要だと思います。

多くの業界が、パソコンやインターネット、スマホの普及前からあるビジネスです。
これらの業界は、特に在り方を見直さなければ、もったいないです。

しかし、実際は以前のレポートの【NO.78】断言する。「デジタルシフトもパラダイムシフトも起きない。」でも述べましたが、多くが変わらないと思います。

変わないのではなく、変わないのです。

変わる、変わらないも自由な選択なのですが、もったいないっす。

なぜコロナ前に戻るのか?
なぜ日本経済空白の30年と言われた在り方に戻るのか?

皆さん、オリンピックの開会式見られました?
ヤバかったですね(笑)
悲しくも、あれが日本の現状だと思います。

決して私は「日本オワコン」と言ってる訳ではありません。
良い方向には進んでると思っています。

先日の、西村康稔経済再生担当相の発言撤回なんて良い例です。
1日で撤回です(笑)
良い方向に進んでると思います。
ちゃんと倫理に反した方向には行かないようになって来てます。

近年、色々な内部告発など嫌なニュースを目にする機会が多いので、悪い方向に向かってると思う人も多いのですが、これらはウミ出しで、現状が悪いだけで、方向的には良い方に進んでいると感じています。

大人たちが良い方向に進んでいる事に気付けなければ
子供たちに未来の希望は無い。

利潤資本主義から倫理資本主義への切り替わりの足音が聞こえて来ました。

Just be hopeful

Takuya Matsumoto

[1994-2002]
ITベンチャーの幹部として、8年間で数名の企業を500名以上の企業に成長させることに貢献。95年より独学でwebデザインを学ぶ。

[2002-2023]
米国法人のwebデザイン会社のCEOを務め数々の賞を受賞。

[2023〜]
AI事業開始に伴い、つくば市を拠点として株式会社RESONIXを起業。

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