前回、NFTと仮想通貨のお話をさせて頂いた続きになります。
お金と言うと、大抵は福沢諭吉の書かれた一万円札紙幣を思い浮かべると思います。
でも紙幣を見ても、どこにも「お金」って書いてないんですよね。
書いてあるのは「日本銀行券」です。
そうです。
あれって券なんです。
あと、お金って「金(きん)」という文字が使われていますけど、
英語だと“Gold”じゃなく“Money”ですよね。
「金(きん)」という文字が使われているのは
元々、金貨や銀貨が通貨として使われていて、金銀で取引を続けるのは不便だから、金に引き換えが可能な
引換券(正確には「兌換券」(だかんけん))として紙幣を作っています。
なので、「券」なのです。
引換券に書かれた金と交換すると言う約束でしたが、それでは「金の量=紙幣の量」になってしまい
経済の発展が見込めなくなり、1931年に「必ず金と交換します」という金本位制を廃止しました。
金と交換はしないけど、同じ価値はあるからね!
信じて!
っと言うのが、我々が現在使用している「お金」です。
当時の人は、素直に信じたんでしょうかね。
そんな胡散臭い話あるかって!思った人もいる気がします。
今の仮想通貨となんか似てますね。
つまり、お金とは価値があるから信じてね、と言う「信用」な訳です。
お金が欲しい、もっと欲しいと思う人が、信用を失うことを続けて、最終的にお金を手に入れられないのは、結局「信用」を失ってるからだと思います。
まぁ、中には悪いことしてお金を稼いでる人はいると思うんですが、それは一時の話で、最終的にはろくな目にあってないのが現状ではないでしょうか。
お金を稼ごうと思うよりも、信用を築くことを継続すれば、食べていくのに必要なお金は入ってくる気がします。信用大事っす。
現在の紙幣は、金に交換することは出来なくなりましたが、金を購入することは出来ますよね。
金は希少なので、資産としても優秀と言われており、2020年8月7日には「1g=7769円」になって歴代最高値を塗り替えています。
我らが日銀も、もちろん沢山の金を保有しています。
その量、730トン、日本は世界で8番目の金保有国と言われています。
だがしかし。。。
日銀は金を米国から購入しており、日銀の保有する金の大半は「米ニューヨーク連邦準備銀行」に保管されています。
つまり、日本が保有している金は、日本には無いのです。
しかも米ニューヨーク連邦準備銀行に保管されていると言う金を見たことある人はいないと言う。
私がバカなのでしょう。
どう言うことなのか、さっぱり分かりません(笑)
これが究極の信用なのか?
お前のものは俺のものなのか?
元々、金で取引を行い、その後引換券を作って、そしたら引換しない。
でも、金と同じ価値あるから信じて。
で、そもそもの金は日本には無くて、見たことある人もいない。
一切は空
と言うことで、よろしいでしょうか?
Just be hopeful
No comment yet, add your voice below!