先月、質問が多かったのが
「Clubhouseってどうですか?」です。
答えは、流行らないと言うか、定番にはならないと思います。
一般的なSNSのような使い方より、社内のオンラインミーティングでの使用のような感じはありかな。
2月の頭頃に、毎日のようにClubhouseの話題を目にしました。
すごい異常なくらい話題にはなりましたよね。
ちょっと、日本人のやらしさを垣間見た気がしました。
なぜ、やらしいかって?
流れに乗った感じです。
招待制2人というのにステータスを感じてる感じ。
今度のSNSには乗り遅れたくないと感じてる感じ。
この2つを感じるだけで
あ、これダメだねって思います。
ご存知ないか、忘れちゃってるのかもですが、
mixiで足跡に疲れてやめちゃって。
Amebaでペタに疲れてやめちゃって。
Twitterでリプくれた人へリプするのが疲れてやめちゃって。
facebookでリアルの繋がりが1番疲れてやめちゃって。
Instagramでインスタ映えする写真撮るのに疲れてストーリーズに流れる。←いまココ
無理ですって、日本人にオンライン状況がわかって、リアル繋がりもあるSNSは。
アメリカでもシリコンバレーの技術者くらいにしか広まらなかったんじゃないでしょうか?
しかもアーカイブ無しなのでリアルタイムの時間が奪われる。
アーカイブ無しがデジタルタトゥーが残らないと、評価する人もいますが、
始めればアーカイブの無い怖さを知ると思います。
証拠が残らないので、言った、言わないの水掛け論になります。
招待制にステータスを感じた感じ。
これインターネットサービスの常套手段です。
サービスが軌道に乗る前に、ユーザーが一気に増えるとサーバーがパンクする危険があるので、絞ってるだけでステータスになるものじゃありません。
今度のSNSには乗り遅れたく無いと感じた感じ。
その考え自体が乗り遅れています。
SNSは、ほぼ同じ強い人が勝ちます。
早い遅いは関係ないです。
すごく話題になったのが、2月頭位なので多分3月末の今頃は、知り合いが配信してるから顔出さないといけない空気に、そろそろ疲れて来てる頃かと。
リアルタイムで長時間ですので、今回の疲れはすごく早いと思います。
しかし、そんなClubhouseですが社内のオンラインミーティングのような環境での利用は強いと思います。
なぜなら大人数でも遅延の少ない技術がすごいからです。
これが売りと言うか、これしか売りにならない気がします。
私の個人的な予測ですが、facebookやtwitterのようにユーザーをどんどん増やしてサービス拡大して、SNSでの地位を確立していくつもりではなく、ある程度認知度をあげて技術力を認めさせてからのM&A狙い。シリコンバレーによくある方法じゃないかと思ってます。
この遅延の大変少ない技術を欲しがるのは
ZoomのZoom Video Communications
Microsoft TeamsのMicrosoft
SkypeのMicrosoft
Google MeetのGoogle
GoogleハングアウトのGoogle
SlackのSlack Technologies
あたりじゃないでしょうか。
このあたりの企業が、この技術欲しさに買収する気がします。
Zoomは今回の新型コロナで圧倒的なシェアを取りましたが、その他のサービスがイマイチぱっとしないので、OneDriveを仕掛けるMicrosoft、Google Workspace(旧称:G Suite)を仕掛けるGoogle、Salesforceに買収されたSlackの3社の方が現サービスの強化で可能性が高い気がします。
Clubhouseの共同創業者であるローハン・セスは元Googleの社員ですので、Googleとのパイプがやっぱり
1番強いんですかね?
Just be hopeful
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