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【No.75】日本はどこまでIT化が進むのか?

【No.75】日本はどこまでIT化が進むのか?

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「ITって何の略だか知ってますか?」
と質問すると、Internet Technology?と答える人も少なくありません。

正解はInformation Technologyです。
情報技術と言う意味になります。

ITとはアメリカ情報工学協会が定めた、ちゃんとした定義があるのですが、簡単に言うと

「様々な場面に存在する、レガシーを
 コンピューターとネットワークで変えていく行為です。」

レガシーとは伝統的なやり方のことです。

定義からも日本がITに弱い理由がわかります。
日本は伝統を重んじる傾向がありますよね。

伝統を軽視するつもりはありませんが、伝統を重んじるんであれば数字を求めないことだと思います。
数字を求めるなら、伝統は重んじるべきではないと思います。

営業は脚で稼ぐ。
わかります、大切なことだと思います。
でも、数字を求めるなら脚ではAmazonに勝てません。

伝統を重んじるのも良いと思います。
数字を重んじるのも良いと思います。
両方は無理っすよね。

日本は100年以上続いてる企業が世界で最も多い国です。
世界で100年以上続いている企業は66000社ほどありますが、そのうちの40%が日本の企業です。
200年以上となると65%が日本の企業。

すごいですね、日本の伝統。

しかし、数字で言うと先日
GAFA+MS

グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン+マイクロソフトのことです。
言わずと知れた、アメリカのトップ5である、ザ・IT企業ですね。
世界で言うとトップ2からトップ6の企業です。

この5社の合計時価総額が東証一部超えをしました。

日本の東証一部企業は2170社あります。
この2170社の時価総額を全部足しても、GAFA+MSの、たった5社の時価総額に負けました。

すごいですね、IT。

伝統を重んじるのも良いと思います。
数字を重んじるのも良いと思います。
やっぱ両方は無理っす。

確かに30年前は世界のTOP50社中、33社が日本企業でした。
伝統と数字を両立が、まだギリ出来る時代だったのだと思います。

しかし、時代は常に変化します。

ことわざにある「全ての道はローマに通ず」
目的までの手段や方法は、何通りもある例えですが、ローマ帝国の全盛時代に、世界各地からの道が首都ローマに通じていたことから出来た例えですよね。

ほんと凄かったんでしょうね、その時のローマは。

しかし、時代は常に変化します。

「全ての通貨はGAFA+MSを通ず」の時代になったようです。

コロナ禍で多方面からIT化の声が上がっております。
果たして日本はどこまでIT化が進むのでしょうか?

沈みかけた船を、立て直すことが出来るのか?

個人的には、無理ゲーだと思っているので、サーフボードに飛び乗ってパドルしてます(笑)
でも、一人で助かるつもりじゃありません。

海には無数のサーフボードが浮かんでいます。
声の届く範囲で、叫び続けます。

「そこにサーフボードあるよ!」って。
「勇気出して飛び込んで、サーフボードまで泳げ!」って

人それぞれだと思いますが、私は船より乗ってる人の方が大切だと思ってます。
生まれた故郷より、心の故郷の方が大切だと思ってます。

Just be hopeful

Takuya Matsumoto

[1994-2002]
ITベンチャーの幹部として、8年間で数名の企業を500名以上の企業に成長させることに貢献。95年より独学でwebデザインを学ぶ。

[2002-2023]
米国法人のwebデザイン会社のCEOを務め数々の賞を受賞。

[2023〜]
AI事業開始に伴い、つくば市を拠点として株式会社RESONIXを起業。

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