先月お話をした新しいFacebook主導の仮想通貨の「Libra」
1ヶ月で大きな動きがありました。
フランスとドイツが共同でLibraをブロックする方針を発表し、雲行きが怪しくなると
まず、オンライン決済サービスのPayPalがLibra協会から離脱を発表。
すると1週間をすぎて更にVisa、Mastercard、eBay、Stripe、Mercado Pagoが離脱。
これはLibraにとって大打撃だと思います。
2020年にサービス開始を目指していたようですが、この状況では厳しいのではないでしょうか。
そこに追い討ちをかけるようなプライバシー保護法案がアメリカで提出されました。
提出された法案は、企業がプライバシーを侵害した際に、最高幹部にも厳しい罰則があるとのこと。
この法案が通れば、例えばFacebookがプライバシー保護の問題を起こした場合にザッカーバーグが懲役になる可能性があるのです。
今まで数々のプライバシー問題を起こしてきたFacebookとしてはガクブルの法案だと思います。
世界のお金の流れを変える可能性のあったLibraですが、企業vs国の戦いは、まずは国の勝利になるのではないでしょうか。
世界を動かす企業と言われているGAFA+Nの一つであるFacebook主導のものですら、ホントに世界に変えそうになるとうまく行かないものなんだなぁと思いました。
さぁ、この先どうなるのか?
今回動きを見せなかったGoogleやAmazonが何を企んでいるのか?
色々楽しみです。
Just be hopeful.
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