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SEOの死んだ日

[No.18] SEOの死んだ日。

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SEO。
Webを担当された方なら、今では誰でも一度は耳にされたことがある言葉だと思います。

検索エンジンで上位表示させるテクニックなのですが、本来はWebをあるべき姿に作る正当な方法なのですが、裏技的に思われている方も少なくなく、実際裏技的行為を行ってきた業者も少なくありません。

そもそも、Google、Yahooなどの中の選ばれし一握りのトップクラスのエリートが、考え出すアルゴリズムの裏をかこうなどと言うことが、ハナから無駄な努力に過ぎず、例え時間をかけて抜け道の穴を見つけたとしても、それは直ぐに見つけられ埋められるだけの報われない世界です。

しかし、人の欲とは悲しいもので
上位表示され売上アップ!!
などと言う言葉についつい釣られて、SEO業者に依頼される企業も少なくありませんでした。

これはもう
いつも通りの生活で10kg減!!
とか
1日たった1時間の作業で月収30万の副業!!
と、言うような人の心理的な弱みにつけ込んだウソ広告と変わりありません。

私は13年前からWebのあるべき姿のSEOは行っておりますが、裏技的行為のSEO依頼は全てお断りしてきました。アルゴリズムの裏をかくという行為は、アルゴリズムが修正されればペナルティーを受けるリスクが高いからです。そもそも、簡単に効果をだすと言う考え自体が甘く、SEOに依存するサイトは長く持たないと断言しておりました。

キーワードを埋め込む、多くのリンクをもらう。
これはもっとも有名なSEOの手法ですが、現在ではほとんど効果がなくなりました。

新たなものを生み出す能力もなく、アルゴリズムの裏ばかりをついてきたSEO業者は今後数年で消えることでしょう。

自分の考えや意見を表明せずに、人の考えや意見に否定ばかりする人と似た末路です。

最近でのアルゴリズムの大きな動きとしては、SNSが重視されている傾向があります。
facebookで言えばファン、twitterで言えばフォロワーの多い企業アカウントをもつサイトは重視されています。

ファンやフォロワーはお金で買うことができます。
ですが、この辺もアルゴリズムはちゃんと修正済みですので買ったものは効果ありません。

わたしは数年前から、これからはSNSだSNSだと言い続けてきましたが
ついに先日、facebookがgoogleのトラフィックを追い抜きました。

facebookがgoogleのトラフィックを追い抜きました

トラフィックとは情報量のことです。
例えるとgoogleよりfacebookの方が交通量が多いと言うことです。

他のトラフィックの内訳は下図です。

トラフィックの内訳

「普通」は常に変化致します。

Takuya Matsumoto

[1994-2002]
ITベンチャーの幹部として、8年間で数名の企業を500名以上の企業に成長させることに貢献。95年より独学でwebデザインを学ぶ。

[2002-2023]
米国法人のwebデザイン会社のCEOを務め数々の賞を受賞。

[2023〜]
AI事業開始に伴い、つくば市を拠点として株式会社RESONIXを起業。

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