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トレンド

[No.17] トレンド。

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わたしは広告マンとして出来るだけトレンドには目を通したり体験するように心がけています。
これはトレンドを追いかける訳ではなく、なぜトレンドとなっているのかを知るためです。

正直、興味のないトレンドもたくさんあります。
しかし、そこに人の心の動きがあるなら見たり経験したりすることによって新たな価値観を知ることが出来るからです。
その新たな価値観をすべて受け入れる訳ではなく、そこにニーズもあると言うことを理解するために情報収集しています。

トレンドは一時で消えるものもあれば、普及してそれが普通になる場合があります。

例えば、この「トレンド」と言う言葉。
少し前では「流行」“りゅうこう” “はやり”と言われていました。
昔から日本でも「トレンディードラマ」と言う言葉はありましたが「それトレンディーだね!」
なんて使い方はルー大柴くらいかと思われますので、twitterなどの海外のサービスを翻訳する際に「trend」をそのまま「トレンド」とカタカナ読みにしたところから広まったのだと思われます。
最初はこのトレンドと言う響きがカッコ良いとか、今っぽいと言う理由で使われ始めたとしても、みんなが使い出せばそれはもうトレンドではなく普通の言葉になります。

また、コンビニでお金をおろせたり、挽きたてコーヒーを飲めることを普通にしたセブンイレブンの先見の目と言う部分は本当にすごいと思います。。。

多くのコンビニが右へ習えをしているドーナツは、個人的にはアメリカの警察官じゃないんだから日本人そんなにドーナツ好きかな?と思っているのですが、今後の動きが楽しみです。

一昔、いや二昔前はトレンドはテレビや雑誌がメインでしたが、今はネットより先取り出来てるものを見た記憶がありません。トレンドにしようとしているものを発信することはあっても、雨が降り出す前の空気の匂いの変化を感じるかのような先取りは見ません。
なぜならテレビも雑誌もネットで情報収集しているからです。

多くのトレンドの人の心の動きは、様々な業種のビジネスに大きなヒントを与えることがあります。今はSNSなどを使って簡単に収集できますので、ぜひ活用してみてください。

例えばtwitterでのポイントは、好きじゃなない人、自分と反対意見の人もフォローすることです。
SNSの怖いところは、気の合う仲間だけを集めると非常に世界が狭くなります。

そうしないと、あぁ自分と同意見だ、わたしは間違っていないと思い、新たな発見がなくなります。

答えが一つのことはあまりありません。
これが必ず正しいという意見もありません。

Facebookは実際の友達である事が前提のサービスですので、トレンドの収集にはあまり向いていません。
twitterの場合はぜひ色々な人をフォローしてみてください。

Takuya Matsumoto

[1994-2002]
ITベンチャーの幹部として、8年間で数名の企業を500名以上の企業に成長させることに貢献。95年より独学でwebデザインを学ぶ。

[2002-2023]
米国法人のwebデザイン会社のCEOを務め数々の賞を受賞。

[2023〜]
AI事業開始に伴い、つくば市を拠点として株式会社RESONIXを起業。

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