今回は、デジタル格差社会で重要な、アルゴリズムに左右されず、自分らしい情報収集をするための「情報の取捨選択」についてお話しします。
これは、普段から情報収集を意識している人であれば無意識的にすでに行なっていることだと思いますが、一般の人は考えたこともないことが多いと思うので、言語化してみます。
ちなみに、この手の話はGoogleでは御法度なお話しです。 なので、御法度になるくらい大切な話でもあります。
アルゴリズムの仕組み
まず、アルゴリズムの仕組みについて簡単に説明します。
アルゴリズムは、私たちの過去の視聴履歴や検索履歴をもとに、興味がありそうなコンテンツをお勧めしてきます。
一見便利な仕組みですが、必ずしも自分にとって最良の情報とは限りません。
情報の取捨選択の重要性
では、なぜ自分で情報を選び取ることが大切なのか?
それは、アルゴリズムに任せると、自分の視野が狭まってしまうからです。
自分自身の興味や価値観に合った情報を得るためには、主体的に選ぶ力が必要です。
例えば、YouTubeのホーム画面に表示される、おすすめの動画一覧を見て頂き
これをバイアスをなくして、客観的な目で見直します。
少しオーバーに言うと、そのYouTubeのおすすめ動画に、あなたの人間像が出ています。
いかがでしょう?
ゴシップネタばっかりだったり、陰謀論ネタばっかりしないでしょうか?
ゴシップや陰謀論を否定しているわけじゃありません。
それが、あなたの目指す人間像の情報源として理想かどうかというお話しです。
もし、理想の人間像がそこに見えない場合は、デジタルデトックスが必要かもしれません。
アルゴリズムに支配されるのではなく
アルゴリズムハックをしましょう。
YouTubeや他のSNSも、ただの息抜きだよ。 そんなのいちいち気にしてられない。
そう思う人もいるかもしれません。
人間の身体が食べたものでしか形成されないように。
心の形成は、遺伝を除けば、情報や体験でしか形成されません。
食べ物は気にしてるけど、情報は気にしてない。
そんなところないですか?
近年では食べものを注意してる人は多く見受けますが、情報を同じくらい気にしてる人は少ない印象です。
身体が健康でも、心が健康でなければ意味がありません。
自分の理想の人間像と、現在の心の状態のギャップがあればあるほど、人は病みます。
実践的なアドバイス
では、どうすればよいのか?
まず一番簡単なことは、YouTubeの場合は動画タイトルの右側にあるメニューから
「興味なし」や「チャンネルをおすすめに表示しない」を選択することです。
また、FacebookやInstagramでは、社会的なつながりや友達関係を示すために「いいね」を押すことが多い傾向があります。一方で、YouTubeではより個人的な趣味や関心に基づいてコンテンツを消費する傾向があり、そのため「いいね」を押す人が少ない傾向があります。
理想の人間像に近い動画には「いいね」をすることによって、アルゴリズムハックも可能で、より適した情報にたどり着ける可能性があります。
おすすめ表示されたものを見るのではなく、自分で検索するのも大切です。
また、情報源の信頼性を確認するにはGensparkのAIエージェントでのファクトチェックが便利です。
このように、望むもの望まないものを、自分の理想と照らし合わせて選択していくことが大切です。
わたしはタイトルやサムネに「ヤバい」という言葉が入っている場合は、基本ブロックします(笑)
アルゴリズムに影響されずに情報を得るには、広告の影響を受けないことも重要です。
そこでお勧めなのが、YouTube Premium
YouTubeの有料版です。
広告が表示されず、画面ロックしても音声だけ聞けるし、ピクチャーインピクチャーで、YouTubeを見ながらスマホで他の操作も可能。ダウンロードしてオフライン再生も可能です。
広告なしだけでも、有料の意味があるほどストレスフリーです。
無料版が大好きな人も多いですが、多くの無料サービスは、得してるようで損してることも多くあります。
まとめ
アルゴリズムは、仕組みや傾向を理解すれば、とても便利なものです。
なので、アルゴリズムに真剣に向き合い
支配されるのではなく、自らアルゴリズムを育てる意識が大切です。
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