先日、OpenAIのo1がIQ133を出したそうです。
つまり人類の上位1.4%に既に入ったと言うこと。
OpenAIでは、先週までの12日間毎日新しいサービスの発表をするイベントをしていたのですが
初日にo1の正規版とo1 Proを発表&リリースし、12日目の最終日にはo3の発表をしました。
まだ発表のみでリリースは来年1月に、まずはo3 miniからになるのですが、12日間で01からo3というのは、それだけ今の時代の流れの速さを表現していて面白いイベントでした。
AGIに世界一律の定義というものはありませんが、米国にARC AGIというNPOがありまして、そこが定義するテストで100%に行けばAGIと発表しても良いのではという感じのものがあります。
今回のo3は、このARC AGIのテストで87.5%をベンチマークしました。
ほぼAGIですね。
では、ここ最近発表されたものと来年期待しているものをご紹介させて頂きます。
冒頭でOpenAIの話をしましたが、わたしが一番関心を持ったのは、Googleです。
とにかくたくさんの発表があり、全てはお伝えできませんが、特にインパクトの大きかったのは5つ。
1つ目は、スタンフォード大学とGoogleDeepMindが共同開発した「人格コピーAI」です。
2時間のインタビューで、その人間の意思決定を85%の精度で再現できるというもの。
これは興味深い。
倫理的な問題はあるとして、今後は偉人がAIの中で生き続けることが可能になるわけです。
これは古代永劫にわたって追い求められている不老不死に近いものになります。
スティーブ・ジョブスや松下幸之助のような偉大な創業者にいつでも後継者は相談できる感じに近いと思います。
もちろん現在では亡くなっている方のコピーは無理ですが、将来的には出来そうな気がします。
2つ目は、Googleが発表した新量子チップの「Willow」
このチップは、従来のスーパーコンピューターが10の25乗年かかる計算をわずか5分で解く能力を持ちます。
この技術は、医療の分野では人類に計り知れないメリットをもたらすと思いますが、不安要素もあります。
ブロックチェーン技術や、金融などは、このチップの前では赤子同然です。
さぁ、どう経済は対応していくのか興味深いです。
3つ目は、「Ray-Ban Meta」のスマートグラスです。
これは既に米国、カナダ、英国で販売はされているのですが、日本ではカメラ機能に関する法律が厳しいので未発売です。このスマートグラスが先日のアップデートでリアルタイム翻訳が可能になりました。
もう日常会話レベルであれば、外国語を学ぶ必要はありません。
数年でビジネスレベルも不要になると思います。
もちろん外国語を話せる必要もありません、相手もスマートグラスをかけているので。
4つ目は、またGoogleです。
「Android XR」 これは、Googleが開発した拡張現実(XR)向けのOSで
VRグラスと、スマートグラスに搭載されます。
長年止まっていたGoogleのスマートグラスがまた動き始めした。
スマートグラスに関しては、まだ写真すら発表されていませんが、近年の発売が期待できます。
これは出たら即買いします(笑)
5つ目は、来年発売予定の家庭用ロボットの「1X」です。
発表は数ヶ月前にあったロボットですが、2025年はいよいよこれが市場に出てくるわけです。
価格が200万円台という話もあります。
まずは家庭用で、のちにビジネス用に展開するようです。
いやぁ〜早く見てみたいです。
ビジネス用出たら、多分買います。
最後に、GoogleのNotebookLMは使ったほうがいいです。
社会人はもちろん、学生も。
AIが使えなくても、理解してなくても
既存のビジネスは10年は行ける分野はあると思います。
でも、20年は無理です。
レジスタンスになるのもありですが、そしたら今やることは
無人島買って、インフラ整えて、農業始めることです。
大切なのは、AIは現時点で最低の状態ということ。
テクノロジーというものは、経済の株価のように上がったり下がったりしない。
停滞の時期があったとしても、下りはしない。
上がる一方ということ。
今、我々が直面しているのは明治維新以上の変化です。
明治維新も、ある日突然みんなが、ちょんまげ切ってシルクハットを被った訳でも
着物脱いで、スーツ着たわけでも、馬降りて車乗ったわけでも、刀を置いてビジネスバッグに切り替えたわけでもありません。
数十年かけて、江戸時代から近代になったのですが、今はスピードが違います。
OpenAIのo1リリースから12日後にo3が発表される時代です。
AGIの夜明けぜよ。
Just be hopeful
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